“オンライン授業”でキャリア教育を支援
新型コロナ感染症の拡大をうけて、全国の中学校では、職業体験などの特別活動を開催できない状況が続いています。このような中、子どもたちの「社会に開かれた学び」の機会が損なわれないよう、代替となる教育支援プログラムとして、『キャリアチャレンジデイ On-Line-Meets※』が開催されました。
当社からは2020年12月3日、建築系の女性技術者が講師として参加。大阪市立新巽中学校(大阪府)、石川郡平田村立ひらた清風中学校(福島県)、中野区立第二中学校(東京都)の3校・約340名に対し、オンライン授業を行いました。
社会における鹿島の役割やゼネコンの仕事、自身の仕事における意思・役割・能力について、実際にあったエピソードを交えながら授業を実施。質問コーナーでは生徒から、仕事のやりがいや挫折した経験、海外での実績など、幅広い質問が寄せられ、「将来、建設業に携わりたい!」という声も聞かれました。
コロナ禍で通常の学校生活が送れない日々でも、社会で働く”生”の話を聞き、将来を考える一助となれば幸いです。
※キャリアチャレンジデイとは、オンラインによるキャリア教育イベントで、東日本大震災により職業体験ができなくなった中学生を対象に文部科学省の復興教育事業としてスタートしたものです。