2021年6月4日、渋谷教育学園渋谷中学（東京都渋谷区）の3年生のうち21人に対し、出前授業を行いました。これは、生徒らのキャリア形成や社会の構成員としての自覚形成を促すことを目的としたもので、今回は鹿島を含む13の企業・大学等が参加。生徒たちは、社会で働く人々との交流をとおして、仕事が実際にどのように動いているのかを学びました。

事前課題として、鹿島が手掛けた「東京駅丸の内駅舎保存・復原プロジェクト」と「羽田空港Ｄ滑走路建設プロジェクト」について調べてきてもらい、これらの工事にはどんな課題があり、それをどのように解決したのかを伝えた上で、建設業の仕事・鹿島の役割について説明。その後、生徒たちに身近な学校の近くで鹿島が施工中の「ＪＲ渋谷駅改良(北)2工事」、「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業(Ａ街区)」を担当する土木系・建築系社員から、中学生の頃になりたかった職業や、今の仕事に必要な知識や技術などを交えながら、現場の説明を行いました。質疑応答では、建設業の魅力、仕事のやりがい、現場での苦労など、多くの質問が投げかけられました。

研修後、生徒たちからは、「建設業が身近に感じられるようになった」、「建設業は社会に貢献していることを強く実感できる仕事だとわかった」、「どの職業でもコミュニケーションがどれだけ大事なのかが伝わった」、「働くということに誇りとプライドを持っていると思った」などといったたくさんの感想が寄せられました。