ホーム > サステナビリティ > 社会貢献トピックス

社会貢献トピックス

東京都立両国高等学校にて「橋をつくる」をテーマとした授業を支援

  • 次世代教育

鹿島は東京都立両国高等学校(東京都墨田区)が「総合的な探究の時間」に実施する授業を2019年度より支援しています。両国高校では、学校名の由来である「両国橋」から着想を得て「橋」をテーマとし、世界の隔てられているもの、未知のもの、遠い世界のものなど「今繋がっていない物事に橋を架ける」という目標のもと、ゼミ形式で探究の授業が展開されました。

鹿島は「橋をつくる」をテーマとしたゼミに、橋梁工事の経験がある土木系技術者を講師として派遣し、2021年度は2021年7月、12月、2022年3月の3回にわたり出前授業を実施しました。7月には「橋」について一般的な講義を実施したのち、2学期以降は、生徒らの研究発表の講評を行いました。

ゼミの最終発表会が2022年3月24日に行われ、生徒らは班ごとにそれぞれの「橋」をテーマとした研究内容について、パスタなどで制作した橋の模型や図・グラフなどを用いて実験結果や考察を発表しました。橋の構造や材質による強度の違いをテーマとするものから、実際の自然環境により橋にかかる負荷を研究するもの、橋の曲げに対する強さを表す「断面二次モーメント」に着眼するものなど、各班さまざまな観点から研究がなされており、非常に興味深い様子で講師も発表に耳を傾けていました。

講師を担当した技術者からは、「テーマ選定から研究方法の決定、実験結果の考察、発表に至るまで、自由に研究を進めるというプロセスは大変な苦労を伴うが、普段の勉強からは得られない貴重な経験だと思う。ぜひ継続してこのような取組みを支援していきたい」と話していました。

図版:各班の発表の講評を行う講師

各班の発表の講評を行う講師

図版:橋の模型に玩具の電車を走らせ実験する班

橋の模型に玩具の電車を走らせ実験する班

図版:パスタで制作したトラス橋

パスタで制作したトラス橋

社会貢献トピックスの一覧へ

ホーム > サステナビリティ > 社会貢献トピックス

ページの先頭へ