熊本の小学生とホタルの幼虫を放流
2022年3月15日、熊本県玉名郡南関町(なんかんまち)の南関第二小学校4年生15人が、学校近くのホタル観賞の名所「ホタルの里公園」に、ホタルの幼虫約80匹を放流しました。
南関第二小学校では、近年減少したホタルの復活を目指し、2019年からホタルの育成、放流に取り組んでいます。鹿島技術研究所は、公共関与産業廃棄物管理型最終処分場「エコアくまもと」を運営する公益財団法人熊本県環境整備事業団、当社グループ会社の鹿島環境エンジニアリング株式会社と合同で、その技術指導やサポートを行っており、コロナ禍においてもリモートと実地を織り交ぜながら、ホタルについての講義や育成、観察について支援してきました。
3年間指導に携わってきた担当者は、「子どもたちは地元の自然環境を把握し、自然を守るために自分ができることを考え、情報発信や地域交流を行うことで地元への愛着を深めています。環境保全だけではなく、地域に活力をもたらすことにもつながっていることにやりがいを感じており、これからもこの取組みをとおして地域貢献のお手伝いをしていきたい」と話しています。
今回放流されたホタルは5月のゴールデンウィーク頃から飛びはじめ、下旬にはホタル観察会が開催される予定です。