岩手県宮古市の閉伊川にて稚魚放流会を開催
2022年6月6日、鹿島東北支店 閉伊(へい)川災害復旧水門JV工事事務所(以下、閉伊川水門JV)は、地元子ども会との共催で、閉伊川にてヤマメとイワナの稚魚放流会を実施しました。
当日の放流会には鹿島から5名、子ども会から40名が参加。開会後まず参加者全員で河川清掃を行いました。また、閉伊川漁業協同組合による河川の魚に関する青空勉強会が行われ、子どもたちは水槽の中で勢いよく跳ねるヤマメとイワナに大喜びしていました。その後、稚魚の入ったバケツを一人一人受け取り、思い思いに川へ放流していきました。
閉伊川水門JV では、子ども会のヤマメ・イワナ放流会のほか、閉伊川漁協のアユ放流事業にも協力しており、どちらも2015年から参加しています。
渓流釣りの人気スポットとして知られる閉伊川では、東日本大震災で津波が逆流し市街地に大きな被害をもたらしたことから、市街地を守る防潮水門の建設が進められています。放流会では、閉伊川水門JVの社員が工事の意義や進捗状況等についての説明を行うなど、地元の皆さんに川や周辺の自然と共生する工事への理解を深めていただけるよう努めています。