熊本県の南関第二小学校とオンライン授業を実施
2022年10月18日、熊本県玉名郡南関町(なんかんまち)の南関第二小学校で鹿島技術研究所の所員が4年生に向け、「ホタルを通した環境教育」をテーマにオンライン授業を行いました。飼育指導には(公財)熊本県環境整備事業団および当社グループ会社の鹿島環境エンジニアリングも協力しています。
近年、天候不順などの影響で同町のホタルは減少。懸念した地域の方々から、産業廃棄物最終処分場「エコアくまもと」を運営する事業団と処分場内のビオトープでホタルを育てている当社技術研究所が相談を受け、2019年9月から同校と共同で復活を目指す企画が始まり、今年で4回目となります。
当日子どもたちは、ホタルの幼虫や餌となるカワニナの生態、飼育の注意点、観察のポイントなどについて講義を受けた後、廊下に設置された水槽にホタルの幼虫とカワニナを投入しました。講義終了後、「ホタルはどこに卵を産みますか」「一度に何匹産まれますか」など、さまざまな質問が寄せられました。
今後、ホタルの生育状況を確認しながら3月中旬に放流し、順調にいくと5月のGW明けから飛び始める見込みです。