鹿島技術研究所で近隣の小学生向け見学会を開催
2023年11月7~9日の3日間、鹿島技術研究所(東京都調布市)で、土木学会関東支部との共催による見学会を実施しました。このイベントは、11月18日の「土木の日」にちなみ、子どもたちに土木の素晴らしさ、大切さを理解してもらうことを目的に、1990年からほぼ毎年開催していましたが、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となりました。
今回は近隣小学校4校の小学5年生約350人が参加しました。見学会では、土木の役割や、「土木の日」が制定された理由について説明を行った後、「トンネルの形と掘削の様子」や「橋の種類としくみ」などについて、映像や模型などを使用して紹介。また、「砂が水になる―液状化現象のしくみ―」や「コンクリートの事をもっとよく知ろう!」と題し、二酸化炭素を吸収するコンクリート「CO2-SUICOM®」の説明や体験型プログラムを実施しました。
参加した児童からは、「橋の種類はどうやって決めるのですか」「一番多い橋はどんな橋ですか」「コンクリートの実験が楽しかった」など、さまざまな質問や感想が寄せられました。