(公財)渥美国際交流財団の奨学生が国内最大級のアーチ橋現場を見学
アーチ橋を背景に記念撮影
2024年11月27日、(公財)渥美国際交流財団(理事長:渥美直紀)の2024年度奨学生が、新東名高速道路河内川橋(神奈川県山北町・鹿島JV施工)の工事現場を見学しました。
故渥美健夫名誉会長の遺志を受けて1994年に設立された同財団は、毎年国内の大学院で博士号取得を目指す留学生や日本人学生を対象に奨学援助を行っています。今回の見学会は、奨学生たちに鹿島の建設現場の最前線に触れ、建設業への理解を深めてもらうことを目的に実施されました。
現場事務所で工事概要を聞く奨学生
実際の現場を見ながら理解を深めました
当日は、渥美理事長の開会挨拶に続いて、現場所長、副所長が工事概要を説明した後、現場を見学しました。連結する直前のアーチの真下から、鋼やコンクリートでつくられたダイナミックな構造を視察。仮設エレベーターで河川からの高さ 125mの足場に上ると、眺望を楽しむとともに、安全性や品質確保の重要性を学びました。奨学生たちから「現場で働く方々の責任感とプロフェッショナリズムに大きな感銘を受けました」「地元住民との人間関係を構築し、地域社会とのつながりを大切にしている点が印象的でした」などの感想が寄せられました。
長さ220mのアーチは連結直前
足場に上り現場を見学する奨学生
※公益財団法人 渥美国際交流財団ホームページ
https://www.aisf.or.jp/jp/index.php