「教員の民間企業研修」を受入れ
2025年7月23日、鹿島は経済広報センターが主催する「教員の民間企業研修」の受入れを実施しました。これは経済界と教育界との対話促進活動の一環として行われている活動で、当社の参画は今年で17年目です。(2020~2022年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により当社受入れは中止)今回は東京都の中堅教員10名が研修に参加しました。
当日は、都内で施工中の土木現場を見学して「ものづくり」の最前線を体感したことに加え、安全管理、マネジメント体制などの説明のほか、参加した教員と同年代の中堅社員を交えた質疑応答の機会を設けました。また、事前アンケートに基づき、教育現場における課題についてグループワークを実施し、ITツールの活用等課題解決に向けた取組み事例や若手教員の指導に関する活発な意見交換がなされました。
参加した先生方からは、「人材育成、コミュニケーションの重要性は教育現場とも共通している」「普段抱える課題について教員同士で情報共有することで新たな視点を得ることができた」「安全管理に多くの時間を費やしていることに驚いた」「今回の研修を受けて建設業のイメージが良い方向へ変わった」との感想が寄せられました。
鹿島はこれからも次世代教育に資する社会貢献として、教員の民間企業研修受入れを継続していきます。

現場見学の様子

グループワークでの意見交換
参考:経済広報センター ニュースリリース「42回目となる教員の民間企業研修を実施」
https://www.kkc.or.jp/release/?mode=show&id=196
