「種子島宇宙センター特別公開2025」に初めてブースを出展
2025年7月13日、JAXA種子島宇宙センター(鹿児島県)で特別公開イベントが開催され、鹿島は打上げを支える企業として初めてブースを出展しました。

鹿島ブース
このイベントは、年に一度、ロケット開発や打上げへの理解を深め、種子島宇宙センターを知ってもらうことを目的に開催されています。当日はJAXA職員によるロケット発射場の見学会や、6月29日に打上げが成功したH-IIAロケット50号機の打上責任者によるスペシャル講演会が行われるなど、通常展示とは違う特別な催しとなりました。

種子島宇宙センター特別公開2025

H-II Aロケット50号機 打上げ ©JAXA
当社ブースでは、京都大学と共同研究を進めている月面人工重力居住施設「ルナグラス」を紹介。宇宙建築の研究に取り組む社員が、子どもにも分かりやすく重力の大切さを説明し、「水や空気は持って行けても、地球から重力を持っていくことはできません」と、遠心力を利用して地球の重力(1G)に近い環境を実現するルナグラスの仕組みを解説しました。子どもたちは、ルナグラスの造形の美しさや、「1Gは人類のアイデンティティです。」などの言葉に目を輝かせ、大人たちからは「ルナグラスはいつ実現するのか」といった質問が投げかけられました。
また、九州支店の現場に従事する社員が種子島で当社が施工にかかわった施設を紹介したほか、パンフレットやノベルティを配布するなど、ブースは約800名が訪れる盛況ぶりで、参加した社員にとっても来場者と交流し建設業や当社の取組みについて知ってもらう良い機会となりました。

「ルナグラス」について説明する社員

ノベルティグッズを配布
