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入社以来、技術研究所で働いて6年になります。専門は土木のコンクリート構造で、現在注力しているのは、機械化・自動化によるコンクリート工事の生産性向上技術や、最先端センサを活用した構造物の維持管理技術の開発です。新しい技術を考案し、その有効性を検証する実験を経て、現場での適用に向けた働きかけを行っています。
日本は世界の中でもトップレベルの技術力があると聞き、日本の大学に行きたいと思い始めたのがきっかけです。人々の生活を支えるインフラをつくることに興味を持ち、大学では土木工学を専攻しました。
大学3年生のときに鹿島のインターンシップに参加して、工事現場や技術研究所を見せていただきましたが、大規模な構造物の施工と、それを支える技術の高さに強く惹きつけられました。また、働いている方々が、何を聞いても丁寧に答えてくださり、人や仕事に対する熱心で誠実な姿勢が印象的でした。そういった環境で働くことで自分も成長できると思い、鹿島への入社を希望しました。
入社前は、日本語でのコミュニケーションや社会人としての働き方に、不安に思うところがいくつかありました。でも実際に入ってみると、コミュニケーションに関しては、きちんと会話を重ねれば問題ありませんし、働き方に関しては、テレワークやフレックスタイムの制度があって自由な働き方ができます。デジタル化が進み、業務効率化のための新しいツールもどんどん導入され、働きやすいと感じています。
ゼネコンでの仕事は、様々な関係者と連携して進めることが多いです。日本語で丁寧かつ簡潔にメールを書いたり、協力会社の方々に作業内容を分かりやすく伝えたりするのは、慣れるまで少々時間がかかったように思います。そういったところは、上司や先輩方が指導とフォローをしてくれます。ただそれは、外国籍社員を特別扱いしているのではなく、会社として、しっかりとサポートしてくれているのだと感じています。
世界情勢の変化や、土木をはじめとする各建設技術のグローバルな動きなどを意識しています。海外の記事や論文も積極的に読み、周囲に展開するようにしています。また議論の際には、皆と違う視点の意見も述べることによって新しいアイディアに繋げるなど、チームに貢献するように努力しています。
鹿島は努力する人に対して平等にチャンスを与えてくれる会社だと感じています。活躍するためには、自分の強みや可能性を積極的にアピールすることが重要だと思います。
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