[ 2016.4.11 ]
地震エネルギーで揺れを止める新世代制震装置「HiDAX-R」が 日刊工業新聞社「第45回日本産業技術大賞(文部科学大臣賞)」を受賞しました
鹿島建設株式会社
新世代制震装置「HiDAX-R」
日刊工業新聞社が主催する「日本産業技術大賞」におきまして、当社が新たに開発した制震オイルダンパー「HiDAX-R」が、「文部科学大臣賞」を受賞しました。
本賞は、その年に開発・実用化された革新的な大型産業設備・構造物や、先端システム技術の開発、実用化で顕著な成果をあげた企業・グループを表彰し、産業界や社会の発展に貢献した成果をたたえるとともに、技術開発を奨励することを目的とする、日刊工業新聞社の歴史と権威ある顕彰事業であり、1972年の創設以来、今年で45回目を迎えます。
「地震エネルギーで揺れを止める」というまさに逆転の発想で、従来の性能を大幅に上回るブレイクスルーを達成したという「革新性」、ならびに新築の超高層ビルだけではなく、中・低層建物や既存ビルの耐震改修、さらには橋梁など都市インフラなどへも適用可能という「市場性」などが、審査において高く評価されました。
4月6日(水)にホテルグランドパレスにて贈賞式が行われ、押味社長に表彰状と記念の楯が授与されました。
押味社長への記念楯授与(提供:日刊工業新聞社)
当社は今回いただいた賞をますますの励みとして、これからもお客様に「安全・安心」な建物を提供できるよう、更なる技術開発に努めてまいります。