2023年2月13日
鹿島がメンバーとして活動している「葉山アマモ協議会」の
藻場造成活動がJブルークレジット認証を取得
鹿島建設株式会社
鹿島がメンバーとして活動している「葉山アマモ協議会」がＪブルークレジット®を取得し、2月10日にＪブルークレジット証書交付式および活動報告・意見交換会が行われました。
「Ｊブルークレジット」は、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合（以下、JBE）から独立した第三者委員会による審査・意見を経て、JBEが認証・発行・管理する独自のカーボンクレジットです。
令和4年度（2022年度）は、令和3年度（2021年度）に登録した3プロジェクトに加え、18プロジェクトを新たに登録し、計21プロジェクトについて「Ｊブルークレジット」が認証・発行されました。
鹿島は、葉山アマモ協議会のメンバーとして、2006年から地域連携による積極的な藻場再生活動を行ってきました。今回、独自に開発した藻場再生技術※1を活用し、ワカメ場、カジメ場、海藻養殖の合計で46.6ｔ-CO2/年のＪブルークレジットの取得に貢献しました。
海藻養殖によるクレジット認証をはじめ、地域の漁業者、学校に加えダイバーを含む多様な主体が連携した取組は全国初の試みです。
認証内容
| ◆プロジェクト名称 | ： | 葉山町の多様な主体が連携した海の森づくり活動 |
| ◆申請者 | ： | 葉山アマモ協会 |
| ◆実施者 | ： | 葉山町漁業協同組合、葉山町立一色小学校、ダイビングショップナナ、鹿島建設株式会社 |
| ◆クレジット当初保有者 | ： | 葉山町漁業協同組合 |
| ◆実施場所 | ： | 神奈川県三浦郡葉山町 |
| ◆実施期間 | ： | 2021年7月1日から2022年6月30日まで |
| ◆認証対象吸収量 | ： | 46.6〔ｔ－CO2〕 |
Jブルークレジット発行証書の授与
中央：ジャパンブルーエコノミー技術研究組合 理事長 桑江朝比呂氏、左：葉山町漁業協同組合 組合員 館野晃士氏、右：鹿島 技術研究所 山木上席研究員
葉山沿岸で再生中のカジメ群落（2023年1月）
※1 「消失が危惧される地域固有の大型海藻類を再生・保全」（2022年7月5日プレスリリース）
【関連リンク】
ジャパンブルーエコノミー技術研究組合
以上
