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2024年10月1日

「仕事と育児の両立ウェビナー」を社内で企画・開催しました

鹿島建設株式会社

鹿島(社長:天野裕正)は、本年4月に、建設業にも働き方改革関連法による残業時間の上限規制が適用されたことを踏まえ、個人の事情により活き活きと働く機会を逸することなく、多様な働き方を認め合えるように、様々な取組みを実施しています。

この一環として、9月13日(金)に「仕事と育児の両立ウェビナー」を開催しました。本ウェビナーは今年1月に続き本年2度目の開催です。会社から参加を指示された、子が誕生した社員とその上司のほか、「仕事と育児の両立」に関心を寄せる多数の社員が任意で参加しました。ウェビナーでは、約190名の参加者が仕事と育児の両立に関する課題共有と意見交換を行いました。

鹿島は今後も、仕事と育児を両立する社員の能力発揮とさらなる活躍を、会社全体でサポートしてまいります。

【実施内容】
1.講師の講義
公益財団法人21世紀職業財団から冨山佳代氏を講師に招きました。講師は始めに「育児はキャリアの中断ではない。育児という『異業種』への挑戦だと捉えて!」とコメントし、その後仕事と育児の両立に関する社内の事前アンケートデータや財団の調査結果について解説しました。

社内アンケートでは、仕事と育児を両立している社員(以下、両立社員)が最も不安・悩み・課題だと感じていることとして「仕事におけるタイムマネジメント(緊急時の対応・仕事時間の確保等)」が挙げられたほか、両立するために工夫していることなどが紹介されました。

財団の調査結果のパートでは、子どもが生まれる前は男女共60%以上の人が育児を平等に行うべきと考えていたが、実際は女性の方が負担する時間が長いこと等について取り上げられました。

これらの結果を受けて、両立社員が活躍できるよう、職場の運営上の工夫や風土醸成の重要性が説明されました。

2. 先輩・上司社員の体験談
先輩両立社員から「育児休業を経て職場に復帰したことで、仕事の楽しさを再確認できた」といったコメントや、「復職前にパートナーと働き方をよく相談しておくこと」「子どもの体調不良時の体制をあらかじめ周囲に相談、共有するとよい」といった具体的なアドバイスが共有されました。

また、部下に両立社員を持つ上司社員からは「両立社員の業務をその同僚がフォローするやり方ではなく、組織全体で仕事のあり方自体を変えていくべき」との意見が寄せられました。


図版:講師による講義の様子

講師による講義の様子

図版:(前列)講師と登壇した先輩・上司社員(後列)オブザーバー参加者・事務局

(前列)講師と登壇した先輩・上司社員
(後列)オブザーバー参加者・事務局


【関連リンク】
サステナビリティ「鹿島のダイバーシティ&インクルージョン」

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