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2025年11月6日

「仕事と育児の両立ウェビナー」を開催

鹿島建設株式会社

鹿島は、DE&Iを促進するための目標を2024年8月に策定し、総合職女性の採用比率や女性管理職比率の向上、男性育休取得率100%達成に向けた施策を推し進めています。また、2025年2月には、経営トップ層と部署横断のDE&I推進メンバーで構成する「DE&I推進委員会」を発足させ、「女性、シニア、外国人、障がい者、LGBTQ+/ SOGI(性的指向と性自認)が活躍できる風土醸成」「育児・介護などと仕事の両立支援」「働き方改革推進」などを柱に、諸課題の解決に向けた施策検討を進めています。

この一環として、2025年10月17日に「仕事と育児の両立ウェビナー」を開催しました。本ウェビナーは2023年度から開催しており、子が誕生した社員とその上司のほか、「仕事と育児の両立」に関心を寄せる社員等、誰もが参加可能です。今年度は過去最多の約260名が参加し、これまで延べ約670名が参加しました。

【実施内容】
1.外部講師による講義
公益財団法人21世紀職業財団の冨山佳代氏を招き、仕事と育児の両立に関する社内アンケートの結果などをもとに講義を行いました。

アンケートの結果、「家事、子どもとの時間不足」や「仕事におけるタイムマネジメント(緊急時の対応や仕事時間の確保等)」などの時間管理・創出に関する悩みが最も多く挙げられました。一方、「特に不安・悩み・課題は感じていない」との回答も一定数ありましたが、自分では感じていなくともパートナーが感じている可能性を冨山氏より示唆され、課題を再認識させられる講義となりました。

両立社員の上司に対しては、育児などにより時間制約のある部下を重要業務から遠ざけないように意識することの重要性や、突発的な休みなどに対応できる体制づくり、心理的配慮や業務分担見直しに関する工夫について示されました。

2.先輩両立社員・上司の体験談
先輩両立社員と上司社員の計3名が登壇し、体験談を語りました。両立社員からは、現場での業務を継続しながら会社に貢献していきたいという意思を言葉だけでなく努力する姿勢でも示すことで、周りからも応援してもらえるようになった経験が語られました。一方、上司社員からは、部下の信念をくみ取り、キャリアのイメージを具体化しながら一緒に計画することが、両立社員のモチベーション維持・向上にとって大切であることなどが実例を交えて紹介されました。

両立社員をフォローする同僚や上司に、両立社員自身の業務進捗だけでなく家庭の状況も積極的に知ってもらうことが、両立期におけるキャリア形成につながることが伺えました。


図版:講師による講義の様子

講師による講義の様子

図版:(前列)講師と登壇した先輩・上司社員(後列)オブザーバー参加者・事務局

(後列)オブザーバー参加者・事務局
(前列)講師と登壇した先輩・上司社員


(参考)
サステナビリティ「鹿島のダイバーシティ&インクルージョン」

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