2026年7月1日
秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖洋上風力発電事業における風車基礎の適合性確認が完了
鹿島建設株式会社
鹿島(社長:桐生雅文)は、風車基礎の設計施工を担当する「秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖の洋上風力発電事業における風力発電設備」※1が、技術基準への適合性を確認する審査を完了したことをお知らせします。
※1 出力15MW×21基=315MW
本件は、2026年6月30日に、プロジェクト事業者である男鹿・潟上・秋田Green Offshore Energy合同会社が、登録適合性確認機関であるビューローベリタスジャパン株式会社から適合性確認証明書を受領したものです。本適合性確認証明書は、風力発電設備の設計・認証プロセスの完了ならびに電気事業法における技術基準適合を意味するもので、工事計画の届出に必要な、重要なマイルストーンとなります。なお、これに先立ち、6月1日付けで港湾法における技術基準への適合性確認証を一般財団法人 沿岸技術研究センターから受領しております。
当社は、本事業において風車基礎(支持構造物)の設計および施工を担当しています。設計は、株式会社小堀鐸二研究所およびコーウィー・エーエスの協力を得て実施しました。事業者をはじめ、オーナーズエンジニアリングを担うオーヴ・アラップ・アンド・パートナーズジャパン・リミテッド、風車・タワー設計を担うベスタス・ジャパン株式会社およびMHIベスタスジャパン株式会社と緊密に連携し、設計および認証審査における一連のプロセス※2を計画的かつ綿密に遂行したことが適合性確認取得に寄与しました。
※2 サイト条件評価、設計基準評価、全体荷重解析、支持構造物設計評価、風車設計評価
本事業は、国内一般海域における着床式洋上風力発電の最先行事例であり、かつ10MWを超える大型洋上風力発電機として国内初の適合性確認取得事例となります。これは、地震動や台風時の極値風速など日本特有の厳しい自然条件下における構造成立性が確認されたものであり、15MWクラスの大型洋上風力発電設備に対して、地震を考慮し設計した案件は、本件が世界初となります。
鹿島は引き続き、積み重ねてきた実績と豊富な経験を活かし、地域や地元企業とも連携して安全かつ着実に工事を進め、本事業の円滑な推進に協力してまいります。