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プレスリリース

[2014/05/30]

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第21回鹿島美術財団賞を2氏に贈呈

 公益財団法人鹿島美術財団(理事長:鹿島昭一)は、「鹿島美術財団賞」の第21回受賞者を決定しました。
 鹿島美術財団賞は、美術史研究の一層の振興を目的として1994年に設けられたもので、毎年、助成者の研究成果をまとめた論文(同財団刊行の『鹿島美術研究』に掲載)の中から選考され、特に優れたものに対し贈呈されています。
 高階秀爾 東京大学名誉教授をはじめ計5名の選考委員による審査の結果、今回は、2012年に助成を受けた50件の研究のうち、次の2氏の論文が財団賞として選ばれ、5月30日(金)の授賞式にて、賞状と副賞50万円が授与されます。

 我が国では美術研究者の優れた研究に対して授与される賞には「國華賞」(朝日新聞社関連)など数少ないことから、本財団賞は年々美術研究者の大きな関心を集めています。

 鹿島美術財団は、美術の振興をはかり、もって我が国の文化の向上、発展に寄与することを目的に1982年(昭和57年)に設立され、全国の若手・中堅の美術研究者を主な対象として、美術に関する調査研究助成を中心に、出版援助や国際交流援助、並びに美術講演会などの美術普及振興を行っています。その実績は、これまでに約2,100件、総額約17億2,000万円にのぼります。

第21回鹿島美術財団賞 受賞者

《日本・東洋美術部門》
   五十嵐 公一(いがらし こういち) 49歳
   (兵庫県立歴史博物館学芸員)
     研究主題:「山本友我の研究」

《西洋美術部門》
   町田 つかさ (まちだ つかさ) 32歳
   (和泉市久保惣記念美術館学芸員)
     研究主題:「パブロ・ピカソによる1950年代以降の立体作品について
         ―Alfred Barr Papersに見る展覧会“The Sculpture of Picasso”(1967)の実態とその意義―」

授賞式

  • 日 時:2014年5月30日(金) 13:30~
  • 場 所:鹿島KIビル 大会議室

*授賞式に引き続き、上記受賞者による研究発表会が開催されます。

プレスリリースに記載された内容(価格、仕様、サービス内容等)は、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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