[2015/11/13]
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鶴田ダム再開発工事で採用した「浮体式仮締切工法」が
第6回ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞を受賞
鹿島(社長:押味至一)が日立造船他と開発した「浮体式仮締切工法(ダム再開発工事の大幅効率化)」が、第6回ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞を受賞しました。
ものづくり日本大賞は、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や、伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するものです。経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携し、平成17年より隔年開催されており、今回で6回目を迎えます。
「浮体式仮締切工法」は、国土交通省九州地方整備局、一般財団法人ダム技術センター、鹿島、日立造船が共同で開発したもので、既設ダムを運用しながら行う再開発工事に必須な「仮締切工」について、鋼製の仮締切設備を台座を造らずに貯水池に浮かせながら一括設置するという、世界初の技術です。鹿児島県で施工中の鶴田ダム再開発工事に初めて適用されました。本工法により大幅なコスト削減、工期短縮、安全確保を実現したことが高く評価されたものです。
なお、表彰式は11月9日(月)に内閣総理大臣官邸にて行われ、鶴田ダム再開発工事の滝口所長に、安倍内閣総理大臣から表彰状が授与されました。
受賞の概要
第6回ものづくり日本大賞
内閣総理大臣賞
(案件名)
浮体式仮締切工法(ダム再開発工事の大幅効率化)
(受賞者)
滝口 紀夫 : 鹿島建設株式会社
高田 悦久 : 鹿島建設株式会社
神藤 拓也 : 日立造船株式会社
※参考
鹿島の土木技術(ダム技術)「浮体式仮締切工法」について
https://www.kajima.co.jp/tech/c_dam/renewal/index.html#!body_02
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