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プレスリリース

[2017/05/15]

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第24回鹿島美術財団賞を2氏に贈呈

 公益財団法人鹿島美術財団(理事長:鹿島昭一)は、第24回「鹿島美術財団賞」の受賞者を決定しました。
 鹿島美術財団賞は、美術研究の一層の振興を目的として1994年に創設されました。以後毎年、助成者の研究成果をまとめた論文(同財団刊行『鹿島美術研究』に掲載)の中から、特に優れたものを選定し、同賞を贈呈しています。こうした優れた美術研究に対して贈られる賞は国内では少なく、「國華賞」(朝日新聞社関連)と並び、美術研究者の大きな関心を集めています。
 このたび、高階秀爾 東京大学名誉教授をはじめとする5名の選考委員による審査の結果、2015年に助成を受けた50件の研究のうち、次の2氏の論文が財団賞に選ばれ、5月12日(金)の授賞式にて、賞状と副賞50万円が授与されました。

 鹿島美術財団は、美術の振興をはかり、もって我が国の文化の向上、発展に寄与することを目的に1982年に設立されました。主に全国の若手・中堅の美術研究者を対象に、美術に関する調査研究助成、出版援助や国際交流援助、並びに美術講演会開催などの美術普及振興を行い、その実績はこれまでに約2,300件、総額約18億5,800万円にのぼります。

第24回鹿島美術財団賞 受賞者

 《西洋美術部門》
   東海林 洋(しょうじ よう) 33歳
     (ポーラ美術館学芸員)
      研究主題:エヴァ・グエルの肖像とキュビスム:ピカソにおける寓意と物語の回帰

 《日本・東洋美術部門》
   三本 周作(みもと しゅうさく) 33歳
     (和歌山県教育庁生涯学習局文化遺産課副主査)
      研究主題:愛知・瀧山寺伝来の鎌倉時代初期慶派作例に関する調査研究

授賞式

  •  開催日: 2017年5月12日(金)
  •  会 場: 鹿島KIビル 大会議室

*授賞式に引き続き、上記受賞者による研究発表会が開催されました。

プレスリリースに記載された内容(価格、仕様、サービス内容等)は、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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