[2022/09/12]
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鹿島提供の教材を使う高校生が年間1万人を突破
- 建設プロジェクトで学ぶ「総合的な探求の時間」 -
鹿島(社長:天野裕正)が社会貢献活動の一環として無償提供する、建設プロジェクトを題材とした教材「100年を創造するチカラ」を使用する生徒数が、2022年8月末時点で10,000人を突破しました。
教材の内容
高等学校の「総合的な探究の時間」が2022年4月に必修化されることを見据え、当社では建設プロジェクトを題材とした教材「100年を創造するチカラ」を2019年に開発しました。これを採用する高等学校が年々増加し、使用生徒数は2020年度2,820人、2021年度6,786人、2022年度は9月時点で10,300人を超えるまでに拡大しています。(参考:文部科学省によれば全国の高等学校生徒数は1学年あたり約100万人。)教材は基礎編10コマと実践編で構成され、各学校の計画に合わせて活用できます。基礎編では、当社が手掛けた4つの建設プロジェクトを題材に、「まち」「伝統継承」「世界遺産」「共生」の4つのテーマに沿って、ワークを通じて課題の設定・情報収集・整理・分析・まとめ・表現といった探究に必要な一連のスキルを学ぶ構成となっています。実践編では、基礎編で学んだ探究スキルを基に、生徒が自分自身の探究に活用できるアレンジ可能なワークシートを提供しています。
さらなる普及に向けた取組み
専用サイトについては、サイトを介して教材映像の視聴や教材のダウンロードを可能にするなど生徒個人の学びのペースに合わせた個別最適化や利便性を向上するなど、適宜更新を行っています。また、「総合的な探究の時間」が初めての先生でも安心して授業できるよう、標準的な進め方を示した指導案や授業スライド・映像教材をパッケージで提供し、先生の働き方改革も後押ししています。
鹿島は今後も、社会貢献活動の一環として次世代教育支援に継続して取り組んでいくとともに、教材「100年を創造するチカラ」のさらなる普及により建設業に対する理解深耕に貢献していきます。
申込み先
鹿島建設教育支援事務局のホームページをご覧ください。URL: https://www.career-program.ne.jp/kajima/(参考)
高等学校の「総合的な探究の時間」で活用できる建設プロジェクトを題材にした教材を無償提供
(2022年4月25日プレスリリース)
プレスリリースに記載された内容(価格、仕様、サービス内容等)は、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。