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プレスリリース

[2025/12/24]

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米国森林ファンドへの出資を通じて、脱炭素および自然再興の実現を加速

 鹿島(社長:天野裕正)は、2025年12月1日、EFM Sojitz Management, LLC(イーエフエム ソウジツ マネジメント、以下ESM社)が組成する、米国の森林ファンド(以下、本ファンド)に出資しました。ESM社は、双日株式会社および米国の森林投資管理会社であるEFM Investments & Advisory, LLC(イーエフエム インベストメンツ アンド アドバイザリー、以下EFM社)が設立した合弁会社です。

 本ファンドは、米国北西部の太平洋沿岸地域における森林の取得と持続可能な管理を目的としており、ESM社が管理運営するものです。本来、森林が有する炭素吸収機能や生物多様性、水資源の涵養といった多面的機能を最大限に引き出すとともに、地域の伝統文化を継承するために、環境・社会・経済のバランスを重視した森林経営を実施します。これにより、気候変動の緩和と地域社会の持続的発展の両立を目指します。

図版:EFM社が管理するワシントン州沿岸部の森林  (写真:EFM社提供)

EFM社が管理するワシントン州沿岸部の森林 (写真:EFM社提供)

 鹿島グループは、「脱炭素」「資源循環」「自然再興」の実現を目指し、「鹿島環境ビジョン2050plus」のもと、環境保全と経済活動が両立する持続可能な社会の実現に向けた取組みを推進しています。なかでも、2050年カーボンニュートラル実現に向け、自社の生産活動におけるCO2排出量の削減に加え、森林などによるCO2除去吸収にも積極的に取り組んでいます。
 当社は、グループ全体で全国に約5,500haの山林を100年以上にわたり所有し、維持・管理を継続しているほか、ドローンやデジタル技術を活用した森林の計測・経営支援サービス「Forest Asset®」(フォレストアセット)を開発し、普及展開を推進しています。本ファンドへの出資は、これらの取組みとの連携も視野に入れたものです。

 鹿島は今後も、国内外の森林資源の保全と活用を通じて、脱炭素および自然再興の実現を目指し、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。

図版:GREEN KAJIMAロゴ

(参考)
サステナビリティ「鹿島環境ビジョン2050plus」

鹿島グループの森林

デジタルで森林づくりを総合支援! 
(2024年6月21日プレスリリース)

プレスリリースに記載された内容(価格、仕様、サービス内容等)は、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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