[2026/05/15]
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第33回鹿島美術財団 財団賞・優秀賞を決定
公益財団法人鹿島美術財団(理事長:鹿島公子)は、第33回「鹿島美術財団 財団賞・優秀賞」の受賞者を決定しました
「鹿島美術財団 財団賞」は、美術研究の一層の振興を目的として1994年に創設され、以後毎年、助成者の研究成果をまとめた論文(同財団刊行『鹿島美術研究』に掲載)の中から特に優れたものを選考の上、贈呈されます。第28回からは表彰制度を拡充し、「優秀賞」を新設しました。このような、優れた美術研究に対して贈られる賞は国内に数少ないことから、「國華賞」(朝日新聞社関連)と並び、美術研究者の大きな関心が寄せられています。
このたび、2025年刊行の『鹿島美術研究』(年報第42号別冊)に掲載され、所定の要件を満たした論文の中から、6名の選考委員が審査を行い、「財団賞」、「優秀賞」の各賞を選定しました。受賞者には、賞状と副賞(財団賞:200万円、優秀賞:100万円)が本年5月14日(木)の授賞式にて授与されました。
鹿島美術財団は、美術の振興をはかり、もって我が国の文化の向上、発展に寄与することを目的に1982年に設立されました。全国の若手・中堅の美術研究者を主な対象に、美術に関する調査研究助成、出版や国際交流の援助、ならびに美術講演会開催などの普及、振興活動を行なっています。その活動実績は、これまでに約3,080件、総額約26億6,000万円にのぼります。
財団賞 受賞者
《日本・東洋美術部門》橋本 遼太 (はしもと りょうた)
(武蔵野美術大学非常勤講師)
| 研究主題 | : | 祥啓様式の継承の実態と祥啓面系の成立背景 |
| ―伝記関連資料の再検討と近代の顕彰運動を中心に― |
《西洋美術部門》
瀧 良介 (たき りょうすけ)
(国立西洋美術館任期付研究員)
| 研究主題 | : | フィリップ=ジャック・ド・ルーテルブール作《蛇に襲われる男のいる風景》 |
| ―プレロマン主義の風景画における古典主義の受容と変容― |
優秀賞 受賞者
《日本・東洋美術部門》金沢 文緒 (かなざわ ふみお)
(岩手大学教育学部教授)
| 研究主題 | : | ロダンのデッサン複製展覧会(兜屋画堂、1919-1920年)再考 |
| ―野島康三旧蔵資料(岩手大学所蔵)の検討を通じて― |
《西洋美術部門》
中西 麻澄 (なかにし ますみ)
(東京藝術大学非常勤講師)
| 研究主題 | : | 《マルクス=アウレリウス帝騎馬像》研究 |
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