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港区赤坂地域の地震防災について講義を実施

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2023年11月30日、東京都の港区赤坂地区総合支所が実施する「赤坂・青山SDGs月間」(11月の1ヵ月間)の一環で、鹿島社員が地震防災について講義を行いました。

当日は、港区の「青山いきいきプラザ」に同区民15名が来場し、「関東大震災から100年 ~揺れを測ると何がわかる?~」と題した講義を聴講しました。講義を担当した当社社員は、建物の制震構造に関する研究開発、設計、解析などを行う株式会社小堀鐸二研究所に出向しており、地震動解析の研究業務に従事して得た知見をもとに国内外の地震観測事情や観測データがどのように防災に役立てられているのかを解説しました。また、赤坂・青山地域の最新の地震観測データの説明や、防災科学技術研究所の全国強震観測網K-NETの観測点として、当社の協力・支援のもと昨年9月から観測を開始した「K-NET赤坂」※1も紹介しました。

参加者からは、地震波(P波とS波)と実際の地震の上下動・水平動の関係や、活断層型地震とプレート境界型地震の発生確率の違いなどについて質問があり、活発な質疑が交わされました。

※1 社会貢献トピックス「防災科学技術研究所より感謝状を受領」
https://www.kajima.co.jp/sustainability/social_topics/contents/topics_2023_15.html

図版:講義会場の様子

講義会場の様子

図版:説明を行う鹿島社員

説明を行う鹿島社員

鹿島は現在、東京都が推進する「地域を主体とするスマート東京先進事例創出事業」に港区と共同で取り組んでいます。都がデジタルの力で都民の生活をより安全で豊かにする「スマート東京」を目指す中、本社ビル群のある赤坂地域で、同地域に関連する諸団体・事業者と連携し、エリアプラットフォーム※2の構築を実証中です。今後も当社は地域に根付いた安全・安心な街づくりに貢献していきます。

※2 プレスリリース「災害時も平常時も有効活用できるエリアプラットフォームの構築を港区赤坂地域で実証」
https://www.kajima.co.jp/news/press/202209/14a1-j.htm

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