鹿島技術研究所に「高専GCON2025」文部科学大臣賞・鹿島建設賞受賞チームを招待
2026年3月17日、鹿島は群馬工業高等専門学校の学生2名を招き、鹿島技術研究所(東京都調布市)の見学会と女性技術社員との座談会を開催しました。
この学生たちは当社が協賛する「第4回高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2025)」(主催・独立行政法人国立高等専門学校機構。2025年12月13日・14日開催)において、文部科学大臣賞(最優秀賞)および鹿島建設賞を受賞したチームで、今回のイベントはその副賞として実施したものです。

群馬工業高等専門学校の「文部科学大臣賞(最優秀賞)」「鹿島建設賞」受賞チーム
イベント当日、高専生たちは建設業やゼネコンが担う役割や仕事の醍醐味、鹿島の事業領域・歴史、技術研究所の組織概要などについてガイダンスを受けたのち、西調布実験場の各施設を巡りました。
振動実験棟では、地震動を再現する主振動台と長周期での大振幅の揺れを再現する長周期振動台を重ねて使用できる高性能3次元振動台「W-DECKER(ダブルデッカー)」などを見学。
大型構造物や重要建造物の強度や安全性を調べる大型構造実験棟では、技術者と現場が一体となり構築した、実験用の大型モデルによる様々な性能確認実験について説明を受けました。
さらに、KOLabo(KAJIMA Open Laboratory)では、当社が開発した大地震の揺れを再現する3次元振動台「トライデッカー®」を体験。動画と共に1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)を再現したリアルな揺れと、免震構造を採用した際の揺れとの違いを体感することで、建物の安全を支える高い技術の重要性を学びました。

3次元振動台「トライデッカー®」を体験する高専生たち
その他、コンクリート技術の発信拠点KAJIMA CONCRETE BASEでは、製造過程でCO2を吸収・固定するカーボンネガティブコンクリート・CO2-SUICOM®(シーオーツースイコム)などのサステナブルな先端技術についても知識を深めました。
見学会終了後に行われた座談会には2名の女性技術社員が参加し、高専生たちからの質問に答えました。

2名の女性技術社員との座談会を実施
「今までの研究の中で達成感があった、印象に残っていることは」という問いには、「自分が開発した技術が現場で使われ、構造物になっていくと嬉しい」「自分の専門外の分野でも他部署や協力会社と連携し、より大きなプロジェクトが実現するとやりがいを感じる」と実体験に基づく思いを語りました。
余暇の過ごし方や産休・育休取得率などワークライフバランスに関しても意見を交換したのち、「学生時代にやっておいた方がよいこと」という問いには、さまざまな建設系の会社の現場見学に参加してみることや、アルバイトを通じて幅広い仕事を経験し、人との交流の大切さを学ぶこと、といったアドバイスをおくりました。
座談会後、高専生たちからは、「実際に女性技術者の先輩たちの話を聞いて、ゼネコンの仕事への興味が大きく膨らんだ」「大規模な研究施設を見学し、ゼネコンのイメージがクリアになると共に、高専でしっかり学ぶ重要性を改めて認識した」などの感想が聞かれ、実りのある見学会・座談会となりました。

座談会後の記念撮影
