東北支店 長濵俊介
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仙台駅西口を出て、日本一の面積を誇る歩行者専用通路のペデストリアンデッキに降り立つと、正面に巨大なクレーンが姿を現す。
周囲は高層ホテルや大型商業施設を抱え、アニメ関連専門店などが入る地元の老舗店、古くから市民や観光客に親しまれている仙台朝市など、様々な文化が共存している。その中心に位置するのが「(仮称)仙台パルコ新館新築工事」の現場である。
デッキ下に目を向けるとと共に、工事用仮囲いには東北各地で取り組んでいる復興現場の工事写真が目に飛び込んでくる。
2015年12月に地下鉄東西線の開業も控え、この工事の完成で仙台駅への動線が太くなり、人の往来がますます活気づく。2016年6月、「杜の都 仙台」に新たな“杜”が生まれる。