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未来を切り拓く技術

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釜利谷庄戸トンネル工事。世界最大級の超大断面掘削完了の様子(2023年4月)(10月号 THE SITE)

技術進化により快適な暮らしが確立されたわが国で,未来をかたちづくる新たな技術が活躍している。高度経済成長期に整備された日本のインフラは,経年劣化や自然災害により,急速に老朽化していくことが懸念されている。当社は光ファイバの計測技術を,視認不可能な箇所のひずみや温度,振動を高精度・広範囲にリアルタイムで把握できる技術へ発展させ,業界で初めてインフラへ導入した。4月号特集では,この画期的な技術の概要を事例紹介とともに報じた。当社JV施工の吉野川サンライズ大橋では,地震時の桁の損傷・変計検知のため光ファイバPC張力計測システムが採用されている(4・9月号特集)。

再生可能エネルギー主力電力の切り札として期待される洋上風力発電。当社JVは秋田県の秋田港と能代港に設置された国内初の商業ベースによる洋上風力発電施設の建設工事を担った。3月号#kajimaでは,当プロジェクトに尽力してきた社員を,工事の特徴とともに紹介した。

10月号THE SITEでは,世界最大級の超大断面トンネルをNATMで掘削した釜利谷庄戸(かまりやしょうど)トンネル工事(横浜市金沢区~栄区)を紹介。閑静な住宅街の目下で,着々と進められる超大断面の掘削や,高難易度のカルバート構築などを,現場で奮闘する社員の声とともに紹介した。現在は,超大断面のインバート工を施工中だ。

当社の未来を切り拓く技術が,今年も躍動する年となった。

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光ファイバPC張力計測システムを採用した吉野川サンライズ大橋
(4月号 特集)

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秋田港・能代港洋上風力発電所(写真は能代港)
(8月号 表紙・目次 ・Kworks)

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