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プレスリリース

[2017/12/07]

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超低炭素コンクリート「エコクリート®R3」が
平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞

 鹿島(社長:押味至一)、三和石産株式会社(本社:神奈川県藤沢市、社長:中田泰司)、学校法人東海大学笠井哲郎教授が共同で、環境研究総合推進費による研究助成(環境省、独立行政法人環境再生保全機構、課題番号 3J153001)を受けて開発した、超低炭素コンクリート「エコクリートR3(アールスリー)」が、このたび『平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(技術開発・製品化部門)』を受賞しました。

 この賞は、環境省が地球温暖化対策を推進する一環として、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人または団体を表彰するもので、当社の受賞は、平成26年度の環境配慮型コンクリート「CO2-SUICOM®(シーオーツースイコム)」、平成27年度の「ECM®(エネルギー・CO2・ミニマム)セメントコンクリート」に続いて三回目となります。

 「エコクリートR3」は、全国で年間400万t程度発生するといわれる戻りコンクリート由来の再生セメント「CemR3(セムアールスリー)」を用いたコンクリートです。今回の受賞は、「CemR3」の製造時のCO2負荷が一般的なポルトランドセメント製造時に比べて約1/8であることや、産業廃棄物となる戻りコンを縮減できるなど、他に類を見ない究極の資源循環技術であることが高く評価されたものです。

 鹿島は、持続可能な社会に向けて当社が果たすべき役割を「鹿島環境ビジョン:トリプルゼロ2050」として策定しています。その一環としてCO2排出量削減活動にも積極的に取り組んでおり、引き続き「エコクリートR3」をはじめとした「エコクリート®シリーズ」の普及拡大に努め、低炭素社会の実現に貢献していきます。

(参考)
戻りコンを再びコンクリートに、究極の資源循環を実現 別ウィンドウが開きます  (2016年11月24日プレスリリース)


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