港区赤坂地域の地震防災について講義を実施
2024年11月14日、東京都の港区赤坂地区総合支所が実施する「赤坂・青山SDGs月間」(2024年11月1日〜12月2日)の一環で、鹿島社員が地震防災について講義を行いました。
地震防災について講義
「ポータ震II」で揺れを体験
当日は、港区の「赤坂区民センター」に23名が来場し、「地震動を体験しよう~能登半島地震に学ぶ~」と題した講義を聴講しました。講義は建物の制震に関する研究開発、設計、解析などを行う株式会社小堀鐸二研究所に出向する当社社員が担当。建物の揺れの観測、地震リスク評価に関する業務・研究開発に従事して得た知見をもとに地震防災と、2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震の特徴やその後の迅速な復旧対応について解説しました。また、参加者には、当社開発の可搬型体験用振動台「ポータ震II(ポータブルツー)」※1を用いて実際の能登半島地震の揺れを体験してもらいました。
参加者からは、「赤坂地域における防災に関する課題などについて気づくことができ参考になった」などの感想が寄せられ、地域防災への関心の高さがうかがわれました。
鹿島は2022年から、東京都が推進する「地域を主体とするスマート東京先進事例創出事業」に港区と共同で取り組んでいます。この事業は、デジタルの力で都民の生活をより安全で豊かにすることを目指すもので、当社は本社ビル群のある赤坂地域で、諸団体・事業者と連携し、エリアプラットフォーム※2の構築を実証中です。今後も当社は地域に根づいた安全・安心な街づくりに貢献していきます。
※1 プレスリリース「大地震の揺れをリアルに再現、体感できる振動台を開発」
https://www.kajima.co.jp/news/press/202309/14a1-j.html
※2 プレスリリース「災害時も平常時も有効活用できるエリアプラットフォームの構築を港区赤坂地域で実証」
https://www.kajima.co.jp/news/press/202209/14a1-j.htm