「高専ロボコン2025全国大会」で次世代の技術者たちを応援
鹿島は、全国高等専門学校連合会、日本放送協会（NHK）、NHKエンタープライズが主催する「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2025全国大会」（高専ロボコン）に特別協力、ブースを出展しました。
高専生の創意工夫あふれるロボットが集まった全国大会
この大会は、若い人たちに、既成概念にとらわれず「自らの頭で考え、自らの手でロボットを作る」ことの面白さを体験してもらい、発想する事の大切さ、ものづくりの素晴らしさを共有してもらう全国規模の教育イベントです。1988年に始まり、発想力と独創力を合言葉に毎年開催され、2025年で38回目を迎えます。
各校3人一組で競技に臨み、技術力と操作者への指示などチームワークが試される
2025年11月16日に両国国技館（東京都）で開かれた大会には、全国8地区の予選を勝ち抜いた25チームが出場しました。今年のテーマは「Great High Gate」。競技時間３分という厳しい条件のなか、ロボットが大小さまざまなボックスを積み上げてゲートをつくり、その高さと、人の乗った台車を通過させる回数による合計得点を競います。各チームがアイデアを駆使したロボットを披露した結果、優勝は小回りの利く台車運搬でゲートの通過回数を重ね、高得点を記録した北海道の旭川工業高等専門学校が獲得。最も優れたアイデアを実現したチームに贈られる「ロボコン大賞」には、全国大会最高の4.2ｍのゲートを完成させた熊本高等専門学校熊本キャンパスが輝きました。
高専生のレベルの高さを反映し、巨大ゲートを完成させるチームが相次いだ
当社は次世代の技術力向上や担い手確保への取組みの一環として、高専生や大学生が参加するロボコンに協力、協賛しています。今大会の会場では自動車や電機など協賛・協力メーカーのブースが並ぶなか、建設の機械化・自動化技術などを展示したほか、機電関連技術をまとめた冊子やノベルティを配布しました。訪れた高専生からは「ゼネコンのイメージが変わりました」との声が聞かれました。来場者と触れ合ったメカトロニクス・ソリューション部の社員は「機械や電気を学ぶ学生にもゼネコンが進路の選択肢として浸透してほしい」と語りました。
鹿島ブースには多くの来場者が訪れた
※ ロボコン公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCHaI7UN2G4BGKv46QnW40Rw
※ 社会貢献トピックス：ロボコン・アジア大会で大学生たちの挑戦を応援
https://www.kajima.co.jp/sustainability/social_topics/contents/topics_2025_13.html
※ 社会貢献トピックス：｢NHK学生ロボコン2025｣に協賛
https://www.kajima.co.jp/sustainability/social_topics/contents/topics_2025_04.html
