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プレスリリース

[2021/02/10]

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CDPサプライヤーエンゲージメント評価の
リーダーボード(最高評価)に認定

 鹿島(社長:押味至一)は、国際的な環境調査・情報開示を行う非営利団体であるCDP(本部:英国ロンドン)から、昨年12月のCDP気候変動のAリスト認定に続き、CDPサプライヤーエンゲージメント評価(SER)において最高評価にあたる「リーダーボード」に選出されました。
 これは、当社グループのサプライチェーン全体における温室効果ガス排出量の削減活動が評価されたもので、当社のリーダーボード選出は初めてとなります。なお、2020年のリーダーボード選出企業は、世界で396社(うち日本企業83社)です。

 鹿島は、「鹿島環境ビジョン:トリプルZero2050」の下、施工段階におけるCO2排出量の削減に加え、省エネルギー設計、ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)の普及・展開などを積極的に推進するとともに、建材メーカー等と協働し、低炭素建材の開発・導入に取り組んでいます。主要建材であるコンクリートについては、製造時にCO2を強制的に吸収させ、製品化に至るまでのCO2排出量を実質ゼロ以下にできる「CO2-SUICOM®」(シーオーツースイコム)や、産業廃棄物となる戻りコンクリート由来のスラッジ再生セメント「Cem R3®」(セムアールスリー)と、これを使用したコンクリート「エコクリート®R3」などを開発し、実工事への適用と更なる製品性能の向上を進めています。また、「鹿島グループサプライチェーン行動ガイドライン」において、協力会社に対する温室効果ガスの排出抑制やエネルギー効率の向上など気候変動課題への取組みを定めて励行を図るなど、サプライチェーン全体における温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。

CDPロゴ


サプライヤーエンゲージメント評価(SER)について

 CDPが毎年実施する環境情報開示とその評価プロセスは、企業の環境情報開示におけるグローバルスタンダードとして広く認知されています。SERはサプライチェーン全体での気候変動に対する取り組みを評価するものであり、気候変動質問書に回答をした企業、投資家や顧客に要請された企業、または自主的に回答した企業を対象に、4つの重要項目(ガバナンス、目標、スコープ3管理、サプライヤーとの協働)とCDP 気候変動質問書の最終スコアを使用して、回答企業をA(リーダーボード)からD-の8段階で評価しています。


(参考)
鹿島環境ビジョン:トリプルZero2050 別ウィンドウが開きます

環境配慮型コンクリート「CO2-SUICOM(シーオーツースイコム)」 別ウィンドウが開きます

戻りコンを再びコンクリートに、究極の資源循環を実現 別ウィンドウが開きます
(2016年11月24日プレスリリース)

CDP気候変動のAリスト(最高評価)に認定 別ウィンドウが開きます
(2020年12月9日プレスリリース)

プレスリリースに記載された内容(価格、仕様、サービス内容等)は、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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