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風水害

水害リスクを知る

立地特性調査予測

立地特性調査は、リスク管理の基礎資料となるものです。地震や津波、液状化危険度、洪水など、公的機関が保有する各種の情報を基に、対象地の自然災害ハザードを調査・整理します。
新規施設の建設計画の際に複数の候補地がある場合、立地特性調査結果が計画地選定の比較検討材料としても有効に働きます。(提供:イー・アール・エス)

公的機関の情報を基に、対象地の自然災害ハザードを調査・整理

公的機関の情報を基に、対象地の自然災害ハザードを調査・整理

水害リスク評価予測

簡易浸水予測システム予測

これまでに蓄積された降雨記録と浸水実績のデータを基に、機械学習を行うことによって、将来想定される豪雨時における浸水域を予測します。東京23区版が構築されています。(提供:カジマアイシーティ)

機械学習の概要

機械学習の概要

簡易浸水予測システムの画面例

簡易浸水予測システムの画面例

河川の水位予測システム予測

本システムは、力学系理論という数学の考え方に基づく予測手法により、測定地点の6時間後の水位を予測するものです。株式会社構造計画研究所が提供する「力学系理論を用いた河川の水位予測システム」に、予測モデルに入力する水位と雨量のデータ範囲をAIで検討するなどのカスタマイズを行ったものです。高精度な予測を基に、現場作業の可否を判断します。

水位予測システムのイメージ

水位予測システムのイメージ

6時間前の予測と実測水位の比較

6時間前の予測と実測水位の比較

高潮シミュレーション予測

台風・低気圧の大きさや経路を設定し、シナリオベースでシミュレーションを行います。過去に発生した台風だけでなく、今後起こり得る台風を想定したシミュレーションが可能です。台風・低気圧の接近から通過までの時間的な潮位変化を、台風進路・速度に応じて推定可能です。高潮による被害や影響時間等を推定することで、BCPなどのリスク管理に適用することが可能です。(提供:応用アール・エム・エス)

高潮ハザード分析結果の例

高潮ハザード分析結果の例

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強風リスクを知る

強風リスク評価予測

都市や建築物に対する風の作用に関しては、建物の構造や外装材などの安全性、風環境・温熱環境、風切り音、排気拡散などの機能性・快適性、また、これらに影響する設計風速など、様々な検討事項があります。これらの検討では、従来の風洞実験や現地計測に加えて、高精度なシミュレーション技術の活用が進んでいます。
鹿島では、高性能コンピュータを用いたシミュレーション技術と風洞実験技術を両輪とした数値風洞システムを構築し、風に関わる諸問題の解決に取り組んでいます。

数値風洞システムの概要

数値風洞システムの概要

超高層建物まわりの複雑な風の流れ

超高層建物まわりの複雑な風の流れ

都市・建築に対する風の作用

都市・建築に対する風の作用

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強風から建物を守る

耐風設計予防

建築物の強風被害の多くは、外装材に集中しています。しかし、建築物の外装材は多種多様であるため、一般的な屋根形状や外壁を除けば、建築基準法などの既往の耐風設計基規準に風圧係数や風力係数は定められていません。強風被害を軽減するため、既往の基規準外となる様々な外装材を対象として風圧係数や風力係数を調査し、耐風設計に反映させています。

太陽電池アレイの風圧測定例

太陽電池アレイの風圧測定例

エントランス庇の風圧測定例

エントランス庇の風圧測定例

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浸水から建物を守る

浸水リスク評価と対策予防

津波、高潮、降雨などで建物が浸水した場合の被害額を、水害発生規模(発生確率)別の想定浸水深と、施設・設備の位置、防水スペック、浸水経路などを要因として算定します。対策としては防水壁や止水板、重要施設を守るための移動・嵩上げなど、様々な対策があります。

様々な浸水対策

様々な浸水対策

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強風に対する居住環境向上

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災害時の防水壁の健全性評価

光ファイバー計測(止水壁長期診断)対応

浸水被害から施設を守る止水壁ですが、実際の洪水の際には水流や流木の衝突などによって設計値以上の負荷がかかる可能性があります。
これに対し、光ファイバーを止水壁に組み込むことによって、災害時にも止水壁の健全性の確認が可能となり、想定外の被害を防ぎます。

洪水時の止水壁にかかる負荷のモニタリング

洪水時の止水壁にかかる負荷のモニタリング

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災害時の行動を明確化

タイムライン作成支援予測対応

台風や低気圧などの進行型の事象に伴う洪水・強風・高潮などの発生は、ある程度事前に予測することができます。鹿島グループは、水害BCPの第一歩として、災害発生までの状況の変化を考慮したタイムラインの作成を支援します。(提供:イー・アール・エス)

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