未来のために 凍土方式 陸側遮水壁工事

凍土遮水壁ができるまで

長期運用のための安全対策

温度で壁の状況を確認

地中の凍結状況を管理するために、約360か所に最新の光ファイバー温度計を設置しています。また、計測した地中温度を視覚的に表示するシステムをつくり、日々の管理に活用しています。
温度が0℃以下の箇所は確実に凍っており、壁が健全に保たれていることが確認できます。

図版:凍結管と測温管の位置について

凍結管の中心から85cm離れた場所に鉛直に埋設された測温管で地中温度を計測し、0℃以下であることを確認します。
凍結管の周囲は、測温管で計測した温度よりもさらに低い温度が保たれています。

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凍結管列と測温管列の温度差について(シミュレーション)

図版:凍結管列と測温管列の温度差について(シミュレーション)
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三重管構造でメンテナンスを容易に

冷却液の配管は、冷却液を送る凍結内管と冷却液を戻す凍結外管、これらの凍結管を守る保護管の三重管構造になっています。長期間の運用に備え、万一凍結管が損傷しても、容易に交換することが可能になっています。

図版:凍結管を保護管の内側に設置している様子

凍結管を保護管の内側に設置している様子

図版:三重管構造イメージ

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