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技術開発の歴史

制震・免震のトップとして世界をリードし続けています。

鹿島は業界に先駆けて制震・免震の研究に着手しました。世界初の制震ビルを完成させ、様々な研究を実用化してきました。 現在でも常に制震・免震のトップとして世界をリードし続けています。

京橋センタービル(旧:京橋成和ビル)の写真

京橋センタービル(旧:京橋成和ビル)

1985年に実用化研究に着手

鹿島が小堀鐸二京大名誉教授を迎えて制震構造実用化に向けた研究を開始したのは1985年。翌年はやくもコンピュータ制御による「アクティブ制震」のコンセプトを発表し、建物が能動的に揺れを制御する「ダイナミックインテリジェントビル」を提唱しています。それまでの高層ビルは<揺れても壊れない>ことに主眼が置かれていました。鹿島は新しい発想で、揺れない高層ビルの可能性を示唆したのです。

世界初の制震ビルを完成

1989年、アクティブ制震「AMDシステム」を世界で初めて実用化。建物に吊した錘を駆動する方式で、以後の錘式アクティブ制震の原点となりました。同年、鋼製ダンパを用いたパッシブ制震システム「JDS」を鹿島KIビルに採用し、こちらの分野でも先駆けとなりました。

鹿島の独自性、先進性

その後も鹿島は可変剛性装置、建物用オイルダンパなど独自の技術を次々と開発、実用化し、つねに世界の制震技術をリードしています。これまでに数多くの実績を重ねて研究開発技術、設計解析技術、製作施工技術を確立。制震適用件数は300近くに達し、国内で20%のシェアを確立して「制震の鹿島」として高い信頼を得ています。

国際学会に積極的に取り組む鹿島

鹿島は1990年に創設された制震の国際学会International Association for Structural Controlを中心とした活動に積極的に取り組んでいます。2002年4月にコモ(イタリア)で開かれた国際会議3WCSCでは、鹿島のみその本格的実用化に成功しているセミアクティブ制震が今後の中心技術であるとの認識が示されました。

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技術研究の歩み

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