街の活力を発信する新たな“にぎわい交流拠点”の実現を目指して取り組んだ三原市駅前東館跡地活用事業において，広島県三原市の新たなシンボルとなる三原市立中央図書館が完成し，7月23日にオープンイベントを迎えることができました。

振り返ると完成に向けラストスパートをかけた頃は，世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっていました。事業主である三原市から，「最前線で尽力されている医療・介護関係者に感謝と敬意を示すため，市内の各施設にてブルーライトアップ^※を一斉に実施したい」という思いを伝えられ，我々も共感しこの取組みに賛同しました。

一日も早く新型コロナウイルスの感染拡大が終息すること，本事業を通じて三原市に更なるにぎわいが生まれることを心から願い，今後も物づくりによる街の活性化に貢献したいと思います。

※自らを感染リスクにさらしながら，最前線で新型コロナウイルスと闘う医療従事者などに対して，感謝と敬意の気持ちを伝えようとイギリスで始まった活動。青はイギリスの国政医療制度のシンボルカラーで，現在では世界各地にこの取組みが広がっている。