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new HOTELS by KAJIMA

都市型,ビジネス,リゾート・・・etc,
それぞれに明確なコンセプトを打ち出し,顧客のニーズにジャストフィットするホテルが増えている。
当社が手掛ける最新のホテルを目的別に紹介する。

ホテルモントレ グラスミア大阪

大阪難波の西に位置する湊町地区に2009年7月オープンした都市型ホテル。ホテル・オフィス・商業・駐車場からなる31階建て複合ビル「マルイト難波ビル」の高層階に位置する。JR難波駅,地下鉄なんば駅と地下で直結する利便性も魅力のひとつだ。

当社設計・施工によるホテルのコンセプトは「イングランドを巡る旅」。イングランドの都市や風景をモチーフにしたデザインとオーセンティックな家具やアートワークで,落着きと安らぎの空間を演出する。客室はすべて,各階のEVホールに設置したカードキーシステムによる高セキュリティサービスを完備。22階アトリウムに内包された茅葺調のチャペルは,イングランド西部に現存するオール・セインツ教会を参照し設計された。天井高10mの開放感溢れる宴会場もブライダルには魅力のスペースとなっている。

ホテルモントレ グラスミア大阪
場所:
大阪市浪速区湊町1-2-34
発注者:
マルイト
設計:
当社建築設計本部,
関西支店建築設計部,イリア
規模:
SRC造 B1,31F 348室 
延べ123,194m2

2009年6月竣工(関西支店施工)

写真:上:インテリアの鐘が和を主張するロビー、左下:ライトアップされた建物、中央:プレジデンシャルスイート、右下:露天風呂

左:ホテルモントレ グラスミア大阪が入居するマルイト難波ビル(21〜31階)
右上:チャペル、右中:中宴会場「ハートウェル」、右下:スイートルーム

竹泉荘 Mt.Zao Onsen Resort&Spa

宮城県蔵王山嶺に広がる2万坪の森に佇む老舗旅館「竹泉荘」。伝統ある和のテイストを大切に継承しながら,モダンリゾートという新たなホスピタリティで,この春リニューアルオープンした。

和室・洋室タイプが用意された客室は,清潔感あふれるシンプルな装いで癒しの空間を演出。和の文化をちりばめたロビー,有名シェフが腕をふるうレストランのほか,豊富な湯量と効能が自慢の天然温泉,シンガポールの人気スパ「スパボタニカ」の姉妹店「竹泉荘スパボタニカ」など,ラグジュアリーリゾートを満喫できるサービスが多数用意されている。

竹泉荘 Mt.Zao Onsen
Resort&Spa
場所:
宮城県刈田郡蔵王町
遠刈田温泉字上ノ原88-11
発注者:
オズベルト・インターナショナル・リミテッド
設計:
阿部仁史アトリエ,
橋本夕紀夫デザインスタジオ
規模:
RC・SRC造一部木造 B1,5F
32室 延べ5,659m2
既存ホテルの内装・外装改修,
設備更新

2010年4月竣工(東北支店施工)

写真:上:インテリアの鐘が和を主張するロビー、左下:ライトアップされた建物、中央:プレジデンシャルスイート、右下:露天風呂

上:インテリアの鐘が和を主張するロビー
左下:ライトアップされた建物、中央:プレジデンシャルスイート、右下:露天風呂

改ページ

ホテルサンルート有明&ビーコンテ有明

2009年6月,東京・有明南地区にオープンした。コストパフォーマンスのよさで人気の宿泊特化型「ホテルサンルート有明」(3~16階)と,長期滞在型のレジデンシャルホテル「ビーコンテ有明」(17~20階)からなり,レストラン,カフェラウンジ,会議室などを併設する。

「ホテルサンルート有明」は,サンルートホテルズ最大の客室数790室を誇る同社基幹の施設。女性専用フロアもある。ガラスを多用した2層吹抜けのロビーは,緑豊かなプロムナードとの一体感で,爽やかさと開放感を演出する。

一方,「ビーコンテ有明」(122室)は,“暮らすように泊まる”新しいタイプのホテル。客室は広めの設定で,充実した収納とキッチンの併設で,家でのくつろぎ感を楽しむことができる。

新交通ゆりかもめ「国際展示場正門駅」から徒歩3分というロケーションは,東京ディズニーランドやお台場などへ至便のアクセス。様々なホテルライフを楽しむことができそうだ。

ホテルサンルート有明&
ビーコンテ有明(有明プライムビル)
場所:
東京都江東区有明3-6-6
発注者:
有明プロパティー特定目的会社
設計:
当社建築設計本部
インテリアデザイン:
イリア
規模:
S造(柱CFT構造)一部SRC
B1,20F,PH1F 延べ33,017m2

第1回インテリアプランニングアワード 入選
2009年6月竣工(東京建築支店施工)

写真:左上:2層吹抜けのロビー、右上:全景、左下:ビーコンテ有明 スイートルーム、右下:ホテルサンルート有明 ツインルーム

左上:2層吹抜けのロビー、右上:全景
左下:ビーコンテ有明 スイートルーム、右下:ホテルサンルート有明 ツインルーム

改ページ

リゾート・ワールド・セントーサ

今年1月,シンガポール南部のリゾート・セントーサ島に部分オープンした「リゾート・ワールド・セントーサ」。シンガポール初のカジノやユニバーサル・スタジオなどのアトラクション施設を有するアジア最大規模の複合リゾートだ。

当社現地法人KOAシンガポールは3棟のホテルを建設している。1,600席のシアターを完備するファミリー向けホテル「フェスティブ・ホテル」,地下にカジノを有する全室スイートのラグジュアリーホテル「クロックフォード・タワー」,アメリカの建築家マイケル・グレーブス氏の名を冠した「ホテル・マイケル」。各々,個性を表現したデザインとこだわりのサービスで,リゾートブランドを主張する。

リゾート・ワールド・セントーサ
場所:
シンガポール・セントーサ島
発注者:
リゾート・ワールド・セントーサ社
基本設計:
マイケル・グレーブス
実施設計:
DPアーキテクト

◆フェスティブ・ホテル

規模:
RC造一部S造 B5,8F 391室
延べ64,500m2

◆クロックフォード・タワー

規模:
RC造 B2,11F 116室
延べ41,700m2

◆ホテル・マイケル

規模:
RC造 B2,11F 473室
延べ41,600m22

2010年7月最終竣工予定
(KOAシンガポール施工)

写真:上:リゾート・ワールド・セントーサ全景、左下:ホテル・マイケル(左)&クロックフォードタワー、右下:フェスティブ・ホテル

上:リゾート・ワールド・セントーサ全景
左下:ホテル・マイケル(左)&クロックフォードタワー、右下:フェスティブ・ホテル

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