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青函トンネル

北海道新幹線のうち,北海道と本州を隔てる津軽海峡を結んでいるのが,青函トンネルである。建設当時,トンネル延長は世界最長,しかも海底トンネルと世界でも例を見ない壮大な国家プロジェクトであった。

世紀の長大トンネルである青函トンネルは全長53.85km,そのうち海底部は23.3km。当社は本州方海底部の竜飛工区(13km)を担当した。1972年にスタートした本工事は,作業坑での異常出水や複雑な地質,過酷な作業環境など数々の難関に立ち向かい,1985年3月本坑が貫通した。

地質調査から42年,本工事着手から16年の歳月をかけて完成した青函トンネルは難工事の連続であった。

1988年3月13日,津軽海峡線の営業が開始され,それから28年経過した2016年3月26日北海道新幹線が開業した。青函トンネルは,これからも新幹線と貨物線を供用しながら,北海道と本州を結ぶ重要な交通網の一翼を担っていく。

写真:青函トンネル第10・11本坑工区境

青函トンネル第10・11本坑工区境

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