ホーム > KAJIMAダイジェスト > January 2017:特集「KACHIDOKI THE TOWER 誕生」

KAJIMAダイジェスト

KACHIDOKI THE TOWER 誕生

勝どき五丁目地区第一種市街地再開発事業

2017年の幕開けを飾るかのように,東京のウォーターフロントに新たなシンボルが誕生した。中央区勝どき5丁目に建設された地上53階,地下2階,高さ179m,1,420戸の国内最大級の超高層タワーマンション「KACHIDOKI THE TOWER」である。

当社が単独で特定業務代行(Chapter 1参照)を担った「勝どき五丁目地区第一種市街地再開発事業」の中核であり,営業,開発,設計,施工など各部門のプロフェッショナルの力が結集されたプロジェクトだ。それぞれのリーダーたちが目指したのは,単なる超高層マンション建設ではなく,約5,000人が暮らす“まちづくり”だった。

再開発地区は,都営大江戸線「勝どき」から南西約500mに位置する。銀座などに程近い都心にありながら,新月島運河や隅田川,朝潮運河の水辺に隣接した自然に恵まれた環境にある。港区虎ノ門と臨海副都心有明を結ぶ環状2号線が開通すれば,更なる交通アクセス向上が見込まれ,浜離宮恩賜庭園や汐留は徒歩圏内となる。また,東京五輪選手村の建設予定地にも近い。

「豊かな都市生活を満喫し,潤いある生活空間の形成」をコンセプトに,3街区,約1.9haを一体的に再開発。この高いポテンシャルを持つエリアの高度利用を図り,質の高い住宅を中心に,店舗や公益施設,オープンスペースなどが整備された。

改ページ

写真:KACHIDOKI THE TOWER

【工事概要】

KACHIDOKI THE TOWER

場所:
東京都中央区
発注者:
勝どき五丁目地区市街地再開発組合
総合コンサルタント:
都市ぷろ計画事務所
基本計画・工事監理:
佐藤総合計画
基本設計:
佐藤総合計画,当社建築設計本部
実施設計:
当社建築設計本部
規模:
RC造一部S造(制震構造:VDコアフレーム構造®
B2,53F,PH1F 延べ161,623m2 総戸数1,420戸(地権者住戸102戸を含む)
売主:
当社開発事業本部,三井不動産レジデンシャル,三菱地所レジデンス,住友商事,
野村不動産
工期:
2013年9月~2016年12月
(東京建築支店施工)
改ページ

図版:地図

図版:KACHIDOKI THE TOWER

本プロジェクトの中核となるのが「KACHIDOKI THE TOWER」。他街区には住宅,公益施設,事務所などの低層建物2棟が建つ

ホーム > KAJIMAダイジェスト > January 2017:特集「KACHIDOKI THE TOWER 誕生」

ページのトップへ戻る

ページの先頭へ