5月27日,(仮称)KTビル新築工事の現場にて
「決心せよ!今日一日の無災害」「ひとつひとつ心を込めた物づくり」という二大スローガンを掲げ,副社長に就任した4月から,全国の土木・建築現場を精力的に訪問してきた。「中期経営計画初年度の目標を達成することが,まず,社長としての最大の仕事。それを叶えることができるのは,現場の力以外の何物でもない。だから私は全国の現場を回って,自分の想いを伝えます」。押味社長の熱い想いだ。
6月末現在,国内・外52ヵ所の現場を訪問。5月28日に訪ねた関東支店「武蔵水路中流部改築工事事務所」では,22名の社員,工事職員を前に,会社の経営状況や中期経営計画の内容,アルジェリア東西高速道路の現況などに触れた後,今期の目標,現場第一主義の徹底,スローガンの意図,今後の土木分野に求めることなどを噛み砕いて説明した。また,参加者全員の自己紹介を聞き,一人ひとりに公私にわたる質問を投げかけ,親睦を深めた。
武蔵水路中流部改築工事事務所訪問の様子
会社の現況などについて,包み隠さず説明してくださったのが印象的でした。社長を身近な存在に感じることができて,嬉しかったです。対面して会話をすることの大切さを感じました。土木と建築の相違点や疑問点についても,ざっくばらんに問題提起してくださり,土木・建築の垣根を越えて,もっと広い視野で現場の仕事を捉えていくことも大切だと気づきました。
先輩からの,「10年後,私は鹿島でどんな仕事をしていると思われますか」という質問に対し,「間違いなく,君は海外の土木現場にいると思うな」と答えていらしたのが驚きでした。僕らも,いつでも海外の現場に行けるよう,語学や技術を磨いておかなければと,刺激を受けました。貴重なお話をいただき,ありがとうございました。
左から内田拓史工事係,亀田卓志工事係,切島弘貴工事係