KUSAグループで活躍する社員から,メッセージが届いた。
同じDNAを持つ“仲間”たちの言葉には,仕事に対する価値観,家族への思い,
人生観など,様々な共通項を感じることができるのではないだろうか。
米国進出50周年おめでとうございます。皆さんは,ALOHAの意味をご存知ですか?様々なニュアンスがあるのですが,優しい気持ち,感謝,友情,連帯感などを表現する心のこもった挨拶です。記念すべき年の初めに,鹿島ファミリーすべての人に,ハワイの伝統的な言葉を贈ります。
私は,ハワイ生まれハワイ育ちの日系二世です。ハワイ大学で建築を学び,卒業後2000年にハワイ最大の建設会社ハワイアン・ドレッジングに入社,2002年に鹿島ファミリーの一員となりました。入社してすぐに,鹿島がくれたポジティブな変化と企業の成長を体験できたことは,とても幸運でした。また,長い歴史を持ち,世界中で数多くのプロジェクトを成功へと導いてきた国際企業チームの仲間になれたことを嬉しく思っています。東京や沖縄で暮らす親戚も,誇らしいと言ってくれましたよ。
今の仕事は,高層賃貸アパートのプロジェクト・マネジャーとして現場を統括することです。品質第一で頑張っています。そして,写真をご覧ください。もうすぐ3人目の子供が生まれてきます。生活面では,家族のために,幸せと健康を第一に,より一層のワーク・ライフ・バランスの充実を図っていきたいと思っています。
鹿島グループの皆さん,こんにちは。私は,オースチンのエンジニアリング・マネージャーとして,航空宇宙,自動車,食品・飲料,医薬など様々な産業分野のプロジェクトを担っています。その多くが,設計・施工で行われ,設計者や構造・機械・電気などのエンジニア,現場所長・所員のチームで進められます。各エンジニアリング・スタッフが,顧客の技術的な要望に応えられるようにマネジメントするのが私の仕事です。厳しい工期などの制約があるなかで,大切にしているのがチームワークです。緊密な連携があってこそ,プロジェクトを成功へと導くことができるからです。また,スタッフの育成も大切な要素となります。今年は,教育に多くの時間を使いたいと考えています。個人的には,もう少し休暇も取りたいと思っていますが(笑)。
やり甲斐のあるプロジェクトに出会い,魅力的で有能な仲間とともに働き,多様な文化に触 れること──鹿島が与えてくれた様々な機会は,技術的に,そして人間的に成長させてくれます。グローバルネットワークの相乗効果を,さらに進化させ,皆さんと一緒に高度なプロジェクトに挑戦できることを楽しみにしています。
新年あけましておめでとうございます。現在,私はKBDGのエンジニアリング・マネージャーとして,技術営業をはじめ,見積り,契約,設計,調達,施工,アフターサービスを含めた生産施設に関するプロジェクト管理全般を担当しています。ほとんどの案件は,建屋と生産設備を含むEPC※プロジェクトで,綿密なコーディネーションとチームワークを要求されます。そのため,KBDGだけでなくオースチンとも協力し,プロジェクトに適したチーム作りを心がけています。
ここ数年,日系企業の米国進出が増えています。日本や米国に限らず様々な企業が,これか らも世界各地へ進出を続けると思います。それにともない新しい分野へチャレンジする機会も増えてくるでしょう。その時,重要なのはプロジェクトを一緒に行う仲間です。現地に詳しいローカル企業や,特定分野を得意とする企業とチームを組み,技術力,総合力,信頼を背景とした鹿島独自のサービスと組み合わせることで,ローカルにはなかった新たなサービスを提供できるはずです。
私たちも皆さんの仲間です。ともに世界にネットワークをひろげ,新しい分野を開拓し,バリューイノベーションの一翼を担っていきましょう。
はじめまして。私は,バトソンクック・デベロップメントの投資部門長として,営業,資金調達,事業査定を担当しています。
鹿島の皆さんと一緒に仕事を進めることで,物事を探求することの重要性,多角的な視点で事業機会を見つめる大切さなど数多くのことを学び,デベロッパーとしての能力を高めることができています。2011年から担当する「Sky House」のプロジェクトでは,事業を推進するうえで“コラボレーション”が如何に大事かを改めて実感しました。不動産市場が冷え込むなかでの新規事業着手でしたが,KUSAの資金調達力,バトソンクックの施工力,パートナー企業の高層住宅開発の実績など,各社が持つノウハウや技術を組み合わせることにより,相乗効果が生まれ,高い評価と成功を得ることができました。厳しい環境下での意思決定があったからこそ,現在の優位なポジションがあります。まさに “Firstmover's advantage”であり,鹿島のリーダーシップに感謝します。
今年,40歳の区切りの年を迎えます。さらにグループの相乗効果を活かした事業に挑戦していきたいと思っています。プライベートでは,妻とともに日本を訪れ,美しい国のことを深く知る機会をつくる予定です。