Photo: エスエス/走出 直道
東京大学 臨床研究棟A(東京都文京区)
東京大学本郷キャンパス内に医学部附属病院の新たな研究施設が誕生した。
学内外の研究者同士の交流を通して,新しい診断法や予防法,治療法を開発し検証する臨床・疫学研究や,疾患研究,創薬の開発を行うクリエイティブな研究開発拠点となる。施設を南北に貫く9層吹き抜けの「スキップラウンジ」は,異なるフロアの研究者と交流する機会を生みだすリフレッシュ空間として機能し,研究テーマの創出を促す。今後,同大学の研究開発拠点になるとともに,先進医学医療の発展に寄与することが期待される。
- 原発注者:東京大学
- 発注者:クリニカルリサーチセンターPFI※
- 設計:佐藤総合計画・鹿島設計共同企業体
- 用途:研究施設
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規模:RC造一部S造(免震構造)
B2,9F(I期棟)/
B1,6F(II期棟) 総延べ35,523m2 -
工期:2012年10月~2019年3月
(東京建築支店施工)
※当社を代表企業とするSPC。
設計・施工および維持管理・運営をPFI事業として2033年3月まで実施予定
4階スキップラウンジ
Photo: エスエス/走出 直道
2015年に完成したⅠ期棟(右奥)と
2019年に完成したⅡ期棟(左手前)
Photo: エスエス/走出 直道
4階中央ブリッジ
Photo: エスエス/走出 直道
地下1階発生工学センター飼育室
Photo: エスエス/走出 直道