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和歌山と鹿島の不思議な御縁

関西支店 村上育子

写真:和歌山と鹿島の不思議な御縁

和歌山県岩出市で建設中の京奈和自動車道雄ノ山(おのやま)高架橋がもうすぐ完成します。工事中、地元の博学な方から西山浄土宗佛光山遍照寺の裏手に「鹿島組」と彫られた追悼碑があることを教えて頂きました。阪和自動車道の雄ノ山トンネルや周辺道路を鹿島が施工したことは知っていましたが、この碑には1928(昭和3)年9月23日、阪和電気鉄道工事殉職者のために鹿島組が建立したと記されています。そんな古くからここで工事をしていたのかと驚きました。

本社資料センターで調べて頂いたところ、鹿島は和歌山県で明治期から南海鉄道紀ノ川橋梁など数多くの橋梁や隧道を施工していたとのこと。1927(昭和2)年1月~1929(昭和4)年10月に行われた阪和電鉄の工事では、雄ノ山大隧道と曲線のある2本の隧道を含む3工区を施工したそうです。

和歌山と鹿島の不思議な御縁を感じ、鹿島にとって3件目の「雄ノ山」の工事に携われたことを誇りに感じました。

地図:和歌山と鹿島の不思議な御縁

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