建材トレーサビリティ調査
(対象会社様向け)
1. 調査概要
当社で使用する建材のうち型枠材・木材(木工事及び木製建具)・石材に3品目について、過去3年間の発注実績上位企業を対象に、原料の採掘・伐採から現場に届くまでの商流に存在する企業情報(企業名、所在国、エリア等の情報)および認証の有無(型枠材と木材のみ)をアンケート形式にて調査した。
なお、品目については、人権・環境リスクの発現可能性及び社会的な注目度の観点から選定した。
- 目的:建材のサプライチェーン上の人権・環境課題を確認するため
- 対象:延べ90社
- ①型枠材 土木10社、建築39社(発注金額全体の約60%)
- ②木材(建築のみ)木工事16社、木製建具10社(発注金額全体の約70%)
- ③石材(建築のみ)15社(発注金額全体の約80%)
- 実施期間:2025年9月~10月(フォローを12月まで実施)
2. 調査結果
①型枠材
当社が利用を推奨している認証材や国産材が約5割で活用されていること、約7割がマレーシア・サラワク州で伐出・加工されていることが判明した。
- 対象49社のうち30社から回答(61.2%)
回答の53商流のうち、29商流に認証あり(54.7%) - 建築の対象39社のうち24社から回答(61.5%)
回答の41商流のうち、21商流に認証あり(51.2%) - 土木の対象10社のうち6社から回答 (60.0%)
回答の12商流のうち、8商流に認証あり(66.7%)
②木材(建築のみ、木工事・木製工事)
- 木工事関連材
対象16社のうち12社から50商流回答(回答率75.0%)
50商流のうち、伐採場所まで確認できたのは23商流
木材に関する認証は14商流であった - 木製工事関連材
対象10社のうち4社から18商流回答(回答率40.0%)
18商流すべてで加工会社までは判明したが、伐採場所について回答はなかった
③石材(建築のみ)
- 対象15社のうち9社から32商流回答(回答率60.0%)
32商流のうち、16商流の採掘場所、26商流の加工場所が中国であった
3. 今後の取組み
型枠材については、今後、商流上の多様な企業の皆様との対話を行い、当社の現場で活用される型枠材に関する人権・環境リスク要因の有無について実態調査を実施する予定です。木工事・木製建具関連材や石材については、商流上のメーカーの皆様と対話を行い、今後の取組みについて検討していきたいと考えています。
本調査を継続的に実施し、サプライチェーンの各パートナーの皆様と共に、解決すべき課題の抽出と次への取組みを続けてまいります。
4. 問合せ先
調査結果に関するお問合せは、以下のメールアドレス宛にご連絡ください。
cpd-ds-kajimagscgl@kajima.com(サプライチェーンワーキング事務局)
