鹿島グループの社有林からJ-クレジット(森林)を創出
尺別山林(北海道)
鹿島グループは「鹿島環境ビジョン2050plus」※1に基づき、2050年度のカーボンニュートラル達成を目指し社有林からのJ-クレジット(森林)創出に取り組んでいます。
J‐クレジット制度は、省エネ・再エネ設備の導入や森林管理等による温室効果ガスの排出削減・吸収量を「クレジット」として認証する制度であり、経済産業省・環境省・農林水産省が運営しています。削減・吸収活動はプロジェクト単位で制度に登録、クレジット認証されます。
当社グループでは、約5,500haの社有林のうち、まず清蔵ヶ内山林(宮崎県)・羽鳥山林(福島県)など約250ha※2を対象に、2023年度にJ-クレジット制度におけるプロジェクト登録を行い、2025年3月に1年分のJ-クレジット約750t-CO2を取得。約1.7万t-CO2(16年間の合計)のJ-クレジット創出を見込んでいます。また、新たに、尺別山林(北海道)・庭谷山林(宮崎県)など約3,000ha※3の社有林のプロジェクト登録が完了し、約15.9万t-CO2(16年間の合計)のJ-クレジット創出が見込まれます。創出したクレジットは、将来的に当社の自社排出をオフセットするために使用する予定です。
このほかにも、当社グループではカーボンニュートラルを目指し、温室効果ガス実排出量削減に向けた施策として、バイオ燃料や再エネ電力などの使用、低炭素建材やZEBなどの採用を実施しています。
※1 サステナビリティ 「鹿島環境ビジョン2050plus」
https://www.kajima.co.jp/sustainability/policy/vision/
※2 当社所有
※3 株式会社かたばみ(鹿島グループ)が所有