CSドレーン工法
(Control System for Prefabricated Drain)
高精度な施工管理が可能なプラスチックドレーン工法
CSドレーン工法は、地盤改良工法として広く利用されているプラスチックドレーンの施工において、地中のドレーン材の打設位置を高精度に検知・把握できる施工管理システムです。
ドレーン材は所定の深度に残置することが重要ですが、これまで地中のドレーン材の打設位置を高精度に把握することは困難でした。CSドレーン工法では、打設管に感知器(センサ)を、ドレーン材に被感知材を取り付け、打設管の引き抜き時にセンサによってドレーン材の位置・設置状況を地上の管理装置で検知・把握することができます。なお、CSドレーン工法は、財団法人 国土開発技術研究センターの一般土木工法認定技術です。
特許登録済
NETIS HK-220001-VE

CSドレーンの施工状況
- キーワード
- プラスチックドレーン工法、ペーパードレーン工法、共上り、施工管理
CSドレーン工法の構成
CSドレーン工法は、被感知材付きドレーン材、感知器(センサ)、地上部の管理装置から構成されています。打設管の先端部にセンサを、ドレーン材には特殊金属の被感知材を内蔵させ、所定の深度まで打ち込んだ後、打設管の引き抜き時にセンサによって被感知材付きドレーン材の位置・設置状況を検知します。設置状況は管理装置に表示すると共にリアルタイムにデータが保存されます。保存されたデータは工事事務所のパソコンで迅速に日報集計することができます。

打設管のセンサ写真

機器構成イメージ

管理装置の画面

被感知材付きドレーン材

ドレーン施工の様子
特長・メリットココがポイント
残置深度の確実な把握
打設管先端部に感知装置を内蔵し、地中におけるドレーン材の残置深度を正確に把握できます。
修正施工が可能
ドレーン材が破断や共上りを起こした場合、警報信号によってオペレータに知らせ、早期に修正施工が行えます。
共上りの検知
ドレーン材の共上り量とその発生深度を的確に検知し、管理装置のモニターで容易に確認することができます。
自動記録機能
管理装置によって、ドレーン材の地中残置深度、打設数量および打設時間が即時に記録され、打設中の施工管理が容易に行えます。
データ記憶装置
USBメモリを介してデータをパソコンに取り込み打設集計表を作成できます。
リアルタイムでわかる深度の軌跡
打設管先端及びドレーン材先端の軌跡をリアルタイムで管理画面に表示します。打設管の軌跡は赤色で表示し、材料先端の軌跡は引抜開始後から緑色で表示します。共上りが発生すると材料先端の軌跡は打設管先端の軌跡に連動して上昇します。

深度の軌跡
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CSドレーンの説明動画(動画:30秒/音なし)
適用実績

東京国際空港(羽田空港)沖合展開事業
場所:東京都大田区
竣工年:1993年6月
発注者:運輸省第二港湾建設局(現国土交通省関東地方整備局)
規模:1,430.5万m

北海道新幹線函館総合車両基地
場所:北海道北斗市・亀田郡
竣工年:2012年8月
発注者:鉄道建設・運輸施設整備支援機構

首都圏中央連絡自動車道
場所:千葉県茂原市
竣工年:2010年12月
発注者:NEXCO東日本関東支社
規模:7.3万m
学会論文発表実績
- 「プラスチックドレーン工法の新しい施工管理システム」,基礎工,1985年
- 「泥炭性軟弱地盤における試験盛土の施工事例とその評価」,地盤工学会北海道支部,技術報告集第50号,2010年