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小石原川ダム 盛立完了・打設完了式

2019年10月8日、鹿島JVが施工を進めている「小石原川ダム本体打設工事」(福岡県朝倉市・東峰村)において、盛立完了・打設完了式が、現場内の選択取水設備で行われました。

式典には発注者である水資源機構関係者をはじめ、鹿島他工事関係者など約470名が出席しました。まず、施工者を代表して鹿島JVの山脇所長が挨拶し、続いて発注者を代表して水資源機構朝倉総合事業所・染谷所長が挨拶を述べました。そののち、最終コンクリート打設を水資源機構・永井工事課長が指示し、鹿島JVの小倉次長が合図を送ると、コンクリートバケットから最終コンクリートが打設され、締固めを行いました。締固めが終わると、打設完了を祝う万歳三唱とくす玉開披が行われ、さらに、9月24日に無事完了した堤体盛立についても万歳三唱とくす玉開披が行われ、盛立及び打設完了を祝いました。

図版:山脇所長の挨拶

山脇所長の挨拶

図版:最終のコンクリートがバケットから打設された

最終のコンクリートがバケットから打設された

図版:くす玉が開披され、万歳三唱が行われた

くす玉が開披され、万歳三唱が行われた

図版:万歳三唱で盛立・打設完了を祝った

万歳三唱で盛立・打設完了を祝った

改ページ

小石原川ダムは、福岡県朝倉市を流れる筑後川水系小石原川上流に建設されるロックフィルダムで、2016年4月から本体建設工事が行われてきました。堤高139m、堤頂長約550m、堤体積約870万m3、総貯水容量は約4,000万トンの規模を誇ります。建設機械の自動化による次世代の建設生産システム「A4CSEL®」の自動化重機を用いて、世界で初めて本格的にコア一層分の堤体盛立作業を行うなど注目を集めました。2017年7月の九州北部豪雨、2018年7月の西日本豪雨と度重なる大きな自然災害を乗り越え、盛立量約870万m3、洪水吐など主要部のコンクリート打設量約20万m3をスピード施工で完了させました。

近年、毎年のように豪雨による浸水災害が起こる地域の皆さんが完成を待ち望む小石原川ダム。工事完成は、2020年3月の予定です。

図版:堤体盛立とコンクリート打設が完了した小石原川ダム

堤体盛立とコンクリート打設が完了した小石原川ダム

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