東北支店 熊谷信吾
施工中の石巻雲雀野発電所1号発電設備設置工事(2017年5月29日現在)
災害廃棄物処理業務(石巻ブロック)
(2013年当時/撮影:東北支店 鈴木猛丸)
災害廃棄物処理業務完了(2014年3月)後の更地
(----が建設地)
宮城県石巻市の雲雀野埠頭。ここでは現在、石炭・バイオマス混燃火力発電設備が建設中で、当社は建築工事を担当しています。
この建設地は以前、東日本大震災で発生したガレキが集められ、当社を中心としたJVが災害廃棄物処理業務(石巻ブロック)を担っていた場所です。
私は2013年に石巻に赴任しました。当時の石巻のまちは、まだガレキや被災建物が点在し、雨が降ればいたる所で道路が水没するという状況でした。雲雀野埠頭近隣の石巻魚市場建設事務所に勤務していた私は、通勤で毎日この埠頭前を通っていました。膨大なガレキが仮置きされた光景、そのガレキを処理するプラントが昼夜を問わず稼働していた光景、そして災害廃棄物処理業務が完了した後、何も無い広大な更地に戻った光景は今でも忘れられません。
雲雀野埠頭は震災からの復旧、そして復興を象徴する地であり、当社はこれまで絶えずこの象徴の地に寄り添い続けてきました。日々変化する雲雀野埠頭を見ていると「おらもがんばっちゃ!」という気持ちになれます。