関東支店
群馬県は草津温泉。先人たちの温泉へのこだわりから、「湯もみ」が生み出されました。湯もみ板と呼ばれる長さ1.8mの板で100 ℃ 近い源泉を混ぜ、源泉の品質のまま、入浴に適する温度まで下げる所作です。皆で賑やかに草津の民謡を歌い、時に板を強く叩きつけ、「ザッパーン」と大きな音と同時に激しい熱気を発します。迸るしぶきは、地球が持つエネルギーの力強さを我々に伝えてくれます。
草津町民は「歩み入る者にやすらぎを、去りゆく人にしあわせを」を胸に、訪れる人を笑顔で迎え入れます。昨今の厳しい天災にも負けず、自然の恵みと町民の優しさは今もなお絶えず湧き出て、人々に温かさと癒しを与え続けています。
(関東支店)