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特集 鹿島グループ中期経営計画2021~2023 未来につなぐ投資

今年度から「鹿島グループ中期経営計画(2021~2023)」がスタートを切った。
新型コロナウイルスの影響が続き,国内建設事業における受注競争が厳しさを増す中,
鹿島グループが将来にわたって発展し続けるため,中長期的な成長を強く意識し,
未来につなぐ投資を積極的に進める3年間となる。今月号は,新中期経営計画の全体像や主要施策,
注目分野を紐解くとともに,新たに発表した「ビジョン」作成の舞台裏に迫る。

経営理念・ビジョン・マテリアリティ・中期経営計画の位置付け

中期経営計画は,経営理念やビジョン,マテリアリティをもとに策定した。
一番上位に「経営理念」,次に長期的に目指す姿としての「ビジョン」,さらに社会とともに持続的に成長し,
企業価値を向上させるための重要課題としての「マテリアリティ」がある。
そして,これらを受けて,今後3ヵ年で注力していく重要施策と経営目標からなる
「中期経営計画」を位置付けている。

「2050年将来像」の検討

今回の中期経営計画策定にあたっては,より長期的な視点を取り込むため,2050年を念頭に置いた将来像検討から出発した。すなわち,政治,経済,社会,人口動態,技術革新,地球環境という6つの側面から2050年の世界観を描き出し,そうした外部環境の変化が当社グループの事業にどのような影響を及ぼすのか,また当社グループはそれらの変化に対してどのような要件を備えるべきかを整理し,長期的な経営課題として取りまとめた。

この「2050年将来像」は,当社の取締役会や各部署において活発に議論されるとともに,当社グループ内に広く周知された。「2050年将来像」の内容は,議論の過程で得られたフィードバックと合わせて,今回の中期経営計画のエッセンスの一部を形成している。

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