健康経営
鹿島グループ 健康経営宣言
鹿島グループは、社員の心身の健康を重要な経営資源と考え、次の取組みを通じて社員の健康づくりを積極的に推進し、健康経営を実践していくことを宣言します。
- 活力に満ち、安全で働きやすい職場環境づくりを進めます。
- 社員一人ひとりが自らの健康に留意し、維持・増進に努めることを支援します。
- 健康経営による成果が、鹿島グループの持続的な成長と、社員とその家族の更なる幸福につながる良好なサイクルを実現します。
鹿島の健康経営戦略マップ
鹿島では、予防医療、治療、健康管理システムの拡充を積極的に進めることにより、4つの健康課題である「労働生産性の向上」、「心身の不調による退職・長期休職・欠勤の低減」、「安全で働きやすい職場環境づくり」、「社員とその家族の幸福度の向上」の解決を進め、経営課題である「心身の健康の保持増進による生産性の維持向上」に繋げていきます。そのための一連の活動をこの健康経営戦略マップにストーリーにしてまとめ、このマップに則して健康経営を効果的・効率的に進めてまいります。
現状と実績
健康情報
健康診断受診率
特定保健指導実施率
2019年度 |
2020年度 |
2021年度 |
20.5% |
24.9% |
23.9% |
健康診断の結果
有所見率
2019年度 |
2020年度 |
2021年度 |
63.2% |
62.7% |
59.2% |
有所見率の多い検査項目
|
2019年度 |
2020年度 |
2021年度 |
脂質 |
34.4% |
33.6% |
33.7% |
血圧 |
15.5% |
17.6% |
16.7% |
肝機能 |
13.6% |
13.6% |
13.6% |
血糖 |
13.8% |
13.3% |
13.9% |
血液一般 |
11.8% |
11.1% |
5.2% |
肥満(BMI25以上)
2019年度 |
2020年度 |
2021年度 |
37.2% |
37.9% |
33.4% |
40歳以上の生活習慣
|
2019 年度 |
2020 年度 |
2021 年度 |
喫煙習慣 |
タバコを吸う |
22.1% |
21.7% |
21.2% |
飲酒習慣 |
毎日飲む |
43.8% |
45.3% |
45.8% |
体重変化 |
20歳から10kg以上増加 |
43.0% |
43.6% |
43.7% |
歩行・身体活動 |
60分/日未満 |
63.1% |
61.9% |
61.0% |
運動習慣 |
30分以上の運動、週2日未満 |
77.1% |
75.4% |
75.3% |
就寝直前の夕食 |
週3回以上 |
40.3% |
37.1% |
37.8% |
朝食抜き |
週3回以上 |
16.6% |
16.2% |
17.2% |
睡眠 |
十分休養がとれていない |
45.9% |
39.5% |
39.9% |
40歳以上の有所見率
|
2019年度 |
2020年度 |
2021年度 |
脂質 |
45.6% |
46.0% |
45.2% |
血圧 |
19.4% |
21.9% |
45.2% |
肝機能 |
14.7% |
14.9% |
14.1% |
血糖 |
17.1% |
18.2% |
14.9% |
腎機能 |
1.4% |
0.9% |
1.1% |
肥満 |
37.7% |
38.1% |
37.6% |
ストレスチェック
|
2021年度 |
受検率 |
94.5% |
総合健康リスク |
82 |
優先課題
課題1 |
生活習慣病等の疾病の高リスク者に対する重症化予防 |
目標 |
- 生活習慣病有所見率の減少
- 2023年度までに54%以下とする
…2020年度63.2%、2021年度目標62.9%、2022年度目標60%
|
計画 |
受診勧奨の充実・徹底 |
課題2 |
喫煙率の減少 |
目標 |
|
計画 |
情報提供、禁煙外来の充実 |
課題3 |
肥満の予防 |
目標 |
- 生活習慣病有所見率の低下
- BMI25以上の者を35%以下に抑制
|
計画 |
情報提供、食事指導、運動指導 |
鹿島の健康経営の特色
- 予防医療と治療の両立
- 長時間労働者への産業医面接(全国)
- メンタル不調者への産業医個別面談(全国)
- 全国各支店の健康管理担当者との連携
- 全国土木建築国民健康保険組合との連携
- 健康動画のイントラネットへの掲載
- インフルエンザワクチン接種
- 新型コロナワクチン接種
- 禁煙外来の設置(健康管理センター)
- 特定保健指導(健康管理センター)
- 半日ドック(健康管理センター)
- 胸部CT検査(健康管理センター)
- 風しん抗体検査(健康管理センター)
※(全国)…全国で実施
(健康管理センター)…本社健康管理センター(社内診療所)での取組み
海外赴任者の健康管理
海外で勤務する社員には、赴任前と帰任時に、本社健康管理センターで健康診断を受診してもらいます。また、グローバルな健康課題へ対応することの重要性を認識し、三大感染症(HIV/エイズ、結核、マラリア)に代表される各種感染症への対策にも積極的に取り組んでおり、赴任する国や地域の実情に応じて予防接種の費用を会社負担としています。さらに、赴任前と赴任中に社員とその家族の健康をサポートするサービス(赴任前セミナー、アプリの提供、電話相談、メール相談)を、外部の専門機関に委託して導入しています。