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地域社会

鹿島が事業活動を行うにあたって、各拠点・現場は地域社会との関わりが大きく、その地域の一員としての活動も重要なコミュニケーションとなります。

日ごろの事業活動を通じて、人々の安全で安心、快適な社会の構築に寄与することはもとより、自らが持つ技術や人材、拠点やネットワークといった強みや知見を活かし、事業活動以外の場面でも社会貢献活動を積極的に進めています。災害復旧活動、地域貢献活動、環境保全活動、次世代教育などを重点的に取り組むとともに、社員有志によるボランティア活動を支援しています。さらに、財団を通じて、学術・文化・芸術の振興を図っています。

次世代を担う子供たちへ

建設現場は有期の拠点で、建物や構造物が完成すると、鹿島の旗を降ろしその場からは去ってしまいますが、出来上がった建物・構造物が長く人々に愛されることを願っています。施工中にしか見られないその瞬間の姿を通して私たちの姿をご理解いただくことも鹿島の責任だと考えます。

学校とともに進める建築への触れ合い
~奈良学園スクールプロジェクト~ — 奈良県(関西支店)

奈良学園のスクールプロジェクトは生徒・教職員参加型校舎建替えを行うものでした。

施工にあたり、建築やインテリアなど実社会と学校での勉強がつながっていることを実感でき、「ものづくり」に触れる機会がほしいと要望を受けました。そこで生徒自ら新校舎の外壁タイルを作ったり、2009年2月には現場見学会を開催し、コンクリートに関するミニセミナーとコンクリート打設を体験してもらいました。参加生徒からは、「手作業が多く、建物には人の苦労がつまっていると感じた」「耐震強度の問題が報道されていたが、実際に現場を見て安心できた」など、感度の高い感想をいただきました。

このプロジェクトは第2回キッズデザイン賞の建築・空間デザイン部門を受賞しています。

※キッズデザイン賞:産官学民が“デザイン”の力を通じて生み出した、子どもたちのための成果について、社会的・文化的な価値の見地から公正な評価を与え、産業・研究活動と子ども環境の高度化を図ることを目的とする賞

奈良学園スクールプロジェクト第2弾の写真

校舎建設を生きた教材に

奈良学園中学校・高等学校 校長 野村利夫氏

本校では、創立以来、生徒の自主性を大切にしています。今回もできる限り生徒に任せ、積極的に参加してもらっています。普段、なかなか接することのできない「ものづくりの現場」を実際に体験することで、新しい発見が得られればと思っています。また、中学生・高校生時代は将来の進路選択の重要な時期です。今回の体験を機に建築分野に興味を持つ生徒があらわれることも期待しています。「生徒たちが新校舎のプランを考える」というコンセプトが、はたしてどう展開していくのか当初は心配でしたが、鹿島の協力を得て予想以上の効果が得られたと思います。

技術研究所見学会を実施 — 東京都

東京都調布市の技術研究所では、毎年土木の日(11月18日)の行事として地元小学生の見学会を行っています。また、中学生・高校生の職場訪問も含め、社外の方の見学を随時受け入れています。

技術研究所見学会の写真

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海外での取組み

上海日本商工クラブから小学校を寄贈

上海日本商工クラブとは、上海に拠点を持つ日本企業のネットワークであり、鹿島も会員企業として参加しています。同クラブでは2007年から社会貢献活動の一環として上海西部の安徽(あんき)省で毎年2校の小学校を建設し、寄贈しています。四川大地震から校舎の安全性が注目されており、50年以上の品質を保証することが法律で定められ、鹿島では耐震性など構造を中心に設計内容の確認と技術の支援を担いました。

安全な校舎で子どもたちが学ぶ機会を得ることが地域の発展につながり、将来の日中友好の架け橋になることを期待して、今後も技術による支援を続けていきます。

希望小学校の写真

希望小学校が竣工

施工中の現場を確認する鹿島社員の写真

施工中の現場を確認する
鹿島社員(右)

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